2023.10.10.
今年は川崎重工ともコラボ。平松燈教授のゼミが国際学部・志甫教授のゼミと合同発表会を開催。

総合政策学部の平松燈ゼミと国際学部の志甫啓ゼミが協力して合同ゼミを実施し、10月5日に神戸三田キャンパスにて発表会を行いました。今年の合同ゼミでは、川崎重工業株式会社(以下、川崎重工)の協力のもと、フィールドワークを行うなど貴重な経験をさせていただきました。

平松ゼミと志甫ゼミのコラボレーションは数年にわたり行われてきましたが、今年は川崎重工のご協力を得られる特別な機会となりました。4月27日に西宮上ヶ原キャンパスで顔合わせを行い「環境ビジネス」「地方創生」「市民意識」「インバウンドツーリズム」の4つのグループに分かれて合同研究を開始しました。6月17日には川崎重工が事業者として運営する草津市立クリーンセンターにてフィールドワークを実施し、現地での視察と専門家を交えたワークショップ「Kカレッジ」を通じて、ごみの安定燃焼やリサイクルのプロセス、廃棄物処理の最新技術、ごみ処理にとどまらず、地域と施設との関わり方について学びました。この2回の活動には、総合政策学部の久保ゼミと国際学部の寳劔ゼミ、学生団体のRe.colab KOBEからも数名の学生と教員が参加しました。
今回の発表会では4つのグループが平松ゼミの都市・地域経済、志甫ゼミの外国人政策といったそれぞれの研究領域のエッセンスを交えつつ、問題提起や政策提言のプレゼンテーションを行いました。発表会にはゲストとして川崎重工から6名の社員にお越しいただき、最後には環境プラント営業部の勝野課長より取り組みに対するフィードバックをいただくことができました。自治体と事業者の立場の違いや、理念とビジネスを両立させることの難しさ・大切さについて、最前線のビジネスパーソンの言葉は学生たちにとって大きな刺激となりました。