2020.07.20.
村田ゼミ有志が母校で講義。高校生にSDGsについて考える機会を提供。

村田俊一教授の研究演習のメンバーが母校を回り、高校生にSDGsについて考える機会を提供するプロジェクトに取り組んでいます。

 

2020年4月から立ち上がったゼミ4年生の有志によるプロジェクト「高大連携グローバル人材育成プロジェクト~開発エリート養成塾~」は、これまで関西学院千里国際高等部、京都橘高校、北星女子高等学校の3校で実施。
各校の事情に合わせたオーダーメイドの講義・ワークショップ形式をとることとし、参加生徒数や実施時間・実施方法(オンラインか対面か)などの調整を重ねて実現しました。

この取り組みは千里国際高等部のWEBニュースでも取り上げられています。

関西学院大学 総合政策学部 村田ゼミ生×SIS 高大連携プログラム 関連ページへのリンク

いずれの実施においても、プログラムの中心に大学生からの「SDGsについての基礎講義」とグループワーク「地元の課題からSDGsを達成できる行動を考えよう」を組み入れ、高校生にSDGsについての理解と、身近なところから自分は何ができるのか、主体的に考えてもらえるようにアプローチしています。


ゼミ生が行った3校の実施後アンケートによれば、受講した生徒の90%以上が「プログラムに満足している」、「学んだことは今後役立つと思う」と回答しており、高校生へのSDGsの意識啓発に一定の効果をもたらしています。

 

プロジェクト推進の中心である嶋崎まゆさん(総合政策学部4年生)はこの取り組みについて「私は高校生にSDGsや国内外の課題について考える「きっかけ」を与えることがこの活動の最大の目標だと考えます。高校生の実施満足度も高く、効果を実感しているのでさらなる目標達成のためにこれからも頑張りたいです。」と話しています。
 

このプロジェクトは、8月にも高校での実施を予定しており、4年生中心のプロジェクト運営に3年生も加えるなど、ますますスケールアップしていく計画とのことです。


■このプロジェクトの活動についてはSNSでも発信しています。

Instagram:  @sps4sdgs