2022.09.29.
今西祐介ゼミが鹿児島県 奄美群島・喜界島にて喜界語調査のフィールドワークを実施しました
3年ぶりのフィールドワーク
9月5日~8日に今西ゼミの3年生(11名)が鹿児島県奄美群島・喜界島にてフィールドワークを実施。ゼミとしてのフィールドワークは3年ぶりとなりました。
喜界島では、消滅危機言語である喜界語(奄美語喜界島方言とも呼ばれる)の記録と分析を行うことを目的とした調査を実施。
母語話者を対象に、調査票を用いた聞き取り調査を実施し、喜界語の語彙・文法・音韻的側面に関する調査を行いました。母語話者の高齢化が進み、若い世代が言語を継承していない現状を鑑みると、言語データを記録・保存していくことは喫緊の課題とされています。
今後は、得られたデータの分析だけでなく、消滅危機言語のデジタル・アーカイブとして、音声データとスクリプトをウェブ公開する予定です。
記者からの逆取材
現地での
調査中、地元紙の「南海日日新聞」の記者の方が来られて、調査活動についてゼミ生が記者から撮影されたり、取材を受ける体験もしました。関連ページ
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