2021.05.19.
学外にも学生の集う場を。学生が運営する三田駅前の古民家の交流拠点が話題に。

JR三田駅前徒歩3分の位置にある古民家を学生の交流拠点にしようと活動している学生有志の団体「こみんか学生拠点」が、古民家で、そしてオンラインで学生同士の交流を行っています。
 

こみんか学生拠点は2019年12月から活動をしている団体で、築100年を超える古民家をリノベーションし、「学生同士、学生と社会人が繋がる場。学生がやりたいことを実現できる場。学生が自分の居場所を感じられる場。」を目指して活動しています。
団体の活動は三田市や、地域の若手起業家も支援しており、三田市の活性化のきっかけとしても期待が寄せられています。
 

運営の中心となるメンバーは「学生コーディネーター」と呼ばれ、現在は12名が在籍。いずれも神戸三田キャンパスに通う関学生です。
古民家で交流することに加え、オンラインイベントも多数実施しており、4月17日のオンライン交流会の取り組みは神戸新聞にも取り上げられました。
 

大学に通えない新入生、オンライン交流会で歓迎 関学大生が企画 -神戸新聞NEXT- 外部サイトへのリンク

団体が主催するイベントや企画には、これまでで200名以上の参加があったほか、日常的に古民家を訪れてくれる学生も100名を超えたといいます。
参加するのは関学生にとどまらず、過去には近隣の大学生や、高校生の参加もあったとのこと。
こみんか学生拠点の利用は学生であれば誰でも可能で、運営メンバーへの加入や会員登録等は不要。
「気軽に立ち寄れる場所」として認知してもらうことを目指し、運営メンバーは各種SNS等を通じて発信を行っています。
 

団体代表の藤原 拓海さん(都市政策学科3年)は、「人との出会いを通じて自分や他者が変化・成長していくのを経験してきた。」といいます。
活動について「コロナの影響もあり、昨今の大学生には新しいコミュニティやつながりを求めることが特に難しい状況です。一度きりの大学生活、こみんか学生拠点を通して様々な出会いや自分のやりたいことを見つけられるお手伝いができれば。」と話しています。
 

気になるのはコロナ禍における感染防止対策ですが、古民家への入室時には検温・手洗いを必須とするほか、パーティション設置による飛沫防止、各部屋・ゾーンごとの制限人数を設ける等の対策を講じているとのこと。学生コーディネーターの間でもコロナ対策ハンドブックを共有し、日々更新しています。
 

■こみんか学生拠点の活動については、WEBページや各種SNSでチェックできます。

こみんか学生拠点 関連リンク

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