2013.07.04.
駐日カナダ大使 マッケンジー・クラグストン氏が講演

マッケンジー・クラグストン氏

マッケンジー・クラグストン氏

駐日カナダ大使 マッケンジー・クラグストン氏を講師に迎え、第42回国際学部連続講演会を6月28日(金)に開催しました(協力:関西学院大学産業研究所)。学生、教員、一般参加者約80名が参加しました。なお、この講演会は、グローバル人材育成推進事業の特別講演会として経済学部・商学部・国際学部の共催により実施されました。(司会:国際学部 鷲尾友春教授)

"Canada and Japan: The Context for a Canada-Japan EPA" をテーマとした英語でのご講演で、カナダ・日本の経済連携協定(EPA)を中心に、両国が交渉に参加する環太平洋経済連携協定(TPP)、二国間の長年にわたる技術・人・文化交流、東日本大震災後の被災地への復興支援、多文化主義を誇りとするカナダ社会についてなど、大使は幅広い話題を提供くださいました。カナダと日本は、それぞれに得意とする分野や抱える資源があり、経済協力や貿易関係を「強力なエンジン」と考えるカナダにとって、重要なパートナーである日本とのEPAが実現すれば、互いに恩恵を与え学び合うことができる関係がさらに強固になるだろうと話されました。

学生パネリストからは、人的資源を経済活動に活かす方法、10年後のカナダ・日本の経済関係に対する予測、両国間の経済成長にとっての最重要の鍵(答えは「EPA!」)など、様々な質問が寄せられました。神戸生まれの大使は、堪能な日本語も織り交ぜながら、それぞれの質問に答えられました。

本学は、毎年多数の学生をカナダ留学に送り出しています。それについて大使は、人的資源のグローバル化にとって重要だと述べられ、経済協力だけではなく、二国間の人的交流も今度さらに活発化することを期待すると話されました。

【ポスター】国際学部連続講演会 2013/06/28 駐日カナダ大使 マッケンジー・クラグストン氏 PDFファイル   [ 88.37KB ]PDFリンク

【Poster】SIS Lecture Series 42 Ambassador of Canada to Japan Mr.Mackenzie Clugston PDFファイル   [ 89.52KB ]PDFリンク

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