2013.07.04.
前駐日本国大韓民国特命全権大使 申珏秀氏が講演

申珏秀氏

申珏秀氏

6月21日(金)、前駐日本国大韓民国特命全権大使 申珏秀氏を講師としてお迎えし、第41回国際学部連続講演会を開催しました。学生や一般参加者など約60名の参加がありました。なお、この講演会は、グローバル人材育成推進事業の特別講演会として経済学部・商学部・国際学部の共催により実施されました。(司会:国際学部 鷲尾友春教授)

演題は、「21世紀の韓日関係と若者たちの役割」。まず、申氏は、「21世紀における国際秩序の変化」をご説明されてから、「21世紀の韓日関係」についてお話をされました。韓国と日本は、現在、大切な協力パートナーとなっていることを互いに再認識し、国際舞台および経済分野など様々な分野において、協力を強化していくことが必要であるとお話され、「共生と協力」が21世紀の望ましい韓日関係であることを主張されました。また、「韓日両国における若者の役割」についてもお話され、「世界は広く、なすべきこと多い。もっと日本の学生は、世界に目を向け、世界的な感覚を身に着け、世界的に挑戦してください。」と学生たちにメッセージを送っておられました。

講演終了後、申氏と学生とのディスカッションおよびフロアーからの質疑応答が行われました。歴史認識問題、北朝鮮問題、日中韓FTA、日韓が協力するメリット、K-Pop Culture、在外同胞の存在についてなど、政治、経済、文化と様々な分野にわたる質問が寄せられました。申氏は、一つひとつの質問に対して丁寧に答えられ、今後の韓日両国の発展のために、お互いが大切なパートナーとして共生と協力をしていく重要性を伝えておられました。

【ポスター】国際学部連続講演会 2013/06/21 前駐日韓国大使 申珏秀氏 PDFファイル   [ 121.36KB ]PDFリンク

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