2022.01.24.
【原田ゼミ】4年生の卒論発表会とオンライン縦コンパの報告

矢代宗一郎

4回生の卒業論文の発表

 我々原田ゼミは、1月17日に4回生の卒業論文報告会を開催した。本来なら原田先生のご自宅のある桑名市での一泊二日のゼミ合宿のなかで行うのだが、新型コロナウイルス蔓延のこともあり、Zoomによるオンラインでの卒論報告会が――またそのあと縦コンパが――行なわれた。
 先生の開会のあいさつから始まり、4回生の卒論報告が続いた。道徳的な問題や、現代の国際問題も合わさって難しい内容であったが、パワーポイントを使用し、知識のまだ足りない私たちにも理解しやすく報告していただき、報告後の議論も昨年より盛り上がっていた。以下は、折戸はるかさんの卒論「イマヌエル・カントの『実践理性批判』の考察」と、渡部舜さん卒論「シュモラーの発展段階論の考察」の発表の場面である。

卒論報告会、追いコン2022.1.24①

カントの『実践理性批判』について説明する折戸さん(上から3人め)

卒論報告会、追いコン2022.1.24②

シュモラーの発展段階論をアイヌ民族問題との関連で論ずる渡部さん(右)

オンラインでの縦コンパ――クイズ大会大成功!

 同じ日の夜に8時から原田ゼミでは縦コンパを行なった。前回と同様、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して、各自自宅からZoomを使ってのオンライン上でのコンパとなった。
 まず最初に一人一人の近況報告と、はまっている趣味などを紹介した。お酒を嗜む人や、夕ご飯を食べる人など、個性がそこには表されており、ゼミ生各自プライベートでどのような生活をしているのかを知ることができた。それと同時に、自粛期間での自宅での趣味の楽しみ方を知ることもできた。
 次に今回の縦コンパのメインであるクイズ大会を行なった。景品は、ゼミメンバーから集めた会費から一等のスマートスピーカー、二等お酒4,000円分、三等スターバックスのインスタントコーヒーといった豪華賞品が多数そろえられていた。景品が豪華ということを聞いて俄然モチベーションが高まったかのように思えた。
 クイズの内容は原田先生や原田ゼミについての問題だった。全10問であり、9問終了時点では私、矢代が1位だったのだが、最終問題で折戸さんに追い付かれ、ジャンケンで負けてしまい二等となった。しかしこれまでコンパで行われてきたビンゴ大会で景品をもらったことのない私は、とてもうれしかった。三等も同率だったため、ジャンケンの結果、渡部さんが景品を獲得。1位と4位の点差がわずか1点という大接戦でクイズ大会は終了した。ゼミ生の原田先生・ゼミへの愛情を感じられた素晴らしいクイズ大会であった。

卒論報告会、追いコン2022.1.24③

クイズ大会の説明をする名コンパ委員の竹田くん(上から3番め)と、それを聞くゼミ生

卒論報告会、追いコン2022.1.24④

渡部さんが3等を勝ち取った瞬間(上の右端)、ジャンケンに気迫が!

 最後に原田先生のお話で、コンパは終了した。前回と同様とても楽しく、先輩後輩関係なく終始、和気あいあいとした雰囲気で縦コンパを行うことができた。卒業する4回生は、この思い出を心に持ち続け、社会に出ても頑張っていきたい。また3回生には新型コロナウイルスに負けることなく、就職活動、勉学を頑張ってもらいたい。