2021.04.01.
2021年度紹介 久保 真 ゼミ(研究演習Ⅱ)

本を読もうぜ!

久保ゼミってこんなゼミ!

ゼミ生みんなで本を読み進めています。有江大介『反・経済学入門:経済学は生き残れるか』(創風社、2019)や稲葉振一郎『AI時代の労働の哲学』(講談社、2019)などを通じて、経済学が私たちの生活にどんな影響を与えるかとか、人類のこれまでの歩みから現在そして未来へどのような展望をもちうるかとか、あれやこれやを経済学を中心に考えます。中心とはいえ、経済学だけにとどまらず、社会学から雑学まで動員することで、一見関係ないような出来事も全てつながっていることが分かり、経済学がより身近に感じらることができています。さらに、我々の代は個性豊かな人たち、良い意味で(?)クセの強い人たちの集まりで、本の解釈ひとつとっても、いろんな考え方や価値観に出会うことができます。コロナ禍で学外イベントは難しいですが、隙を見て甲山にハイキングをしてピザを食べているような和気藹々としたゼミです。

久保先生ってどんな人?

知識の豊富さの分、話の引き出しが多くて面白い方です。(Aさん談)
優しくて、何を聞いても答えてくれます。俳優の竹中直人さんに似ていて、とってもおしゃれな先生です。(Bさん談)
堅苦しさが皆無の方で、常にフランクに、そして親身に接してくださる、超個性的な先生です。(Cさん談)

ゼミの魅力や得たものは?

私たちは毎週の発表を通して、著者が何を言いたいのか、それをわかりやすくまとめ伝えるにはどうしたらいいかを考えなければなりません。何をインプットし、それをいかにアウトプットするということです。そのことによって、実際に伝える力が身についたと感じます。具体的には、相手に伝わりやすいように要点をまとめて発信する力、文章を書く力が磨かれたらしく、これは就職活動、ESを書くときに実感してます。また、上にも書いたように、経済学だけでなく、本当に様々な分野の話が飛び出すので、より経済学を身近に感じることができることが、魅力の一つです。

未来の後輩達へのメッセージ

数あるゼミの中で久保真ゼミを選んでくれたらとても嬉しいです。(Aさん談)
やりがいと楽しさが共存するゼミです!(Bさん談)
入ったらいいことあるかも?(Cさん談)

その他

以前Zoomで飲み会を開催した際、好きな本を紹介しようということになりました。
経済学の本とかじゃないけど、ゼミの雰囲気の一端が窺えると思うので、参考までに。

平野啓一郎『マチネの終わりに』 、原田マハ『総理の夫』、神谷和宏『ウルトラマン「正義の哲学」』、グレゴリー青山『ナマの京都』、東野圭吾 『真夏の方程式』、能町みね子『雑誌の人格』、有川浩『図書館戦争』シリーズ、ジョージ・オーウェル『一九八四』、カミュ『異邦人』、佐藤多佳子『明るい夜に出かけて』、清水健二・すずきひろし『英単語の語源図鑑』、荒俣宏『アラマタ人物伝』、矢沢永吉『成り上がり』、眉村卓『妻に捧げた1778話』、湊かなえ『告白』