本郷亮ゼミ・豊岡調査旅行(2019年9月17日~19日)

[ 編集者:経済学部・経済学研究科 2019年10月23日 更新 ]

 本郷亮ゼミ(研究演習Ⅰ)地域経済研究チーム12名は、豊岡市商工会等の協力も得つつ、兵庫県豊岡市日高エリアの経済振興策を考えるための調査旅行をおこなった。
 この地域は、スキー場で知られる神鍋(かんなべ)高原を中心とする地域だが、近年は温暖化の悪影響もあり、かつてのような冬期のスキー場の賑わいも失われつつある。こうした状況下で、日高エリアは地域経済の新たなビジネスモデルが十分に確立されておらず、この点は同じ豊岡市内の城崎(きのさき)エリア等と比較すれば明らかだろう。
 まず事前に文献を読み、当該地域の現状等を調べ、今回の調査旅行のための次の5つの課題や目標を定めた。すなわち、①空き家を見学してその活用法を考える、②総務省の制度である「地域おこし協力隊」の方から直接お話を伺う、③レンタサイクルを使って観光資源としての山・滝・渓流などの自然を実際に見て回る、④気球などの目玉レジャーを体験する、⑤特産品・新商品を考える。

本郷ゼミ①

本郷ゼミ②

 上記のような本郷ゼミ生たちの要望・意見を反映させて、調査旅行のプログラムを作成した。なお、上記5つの他に、以下のようなものも含まれる。
 ・ブランド農産物としての「神鍋高原キャベツ」の栽培農家のお話しを聞く、
 ・道の駅「神鍋高原」で特産品を見学。
 ・地元関係者(市会議員、農家、気球操縦士)を交えてのバーベキュー。また最終日には、これらの方々の前で、学生たちが今回の調査成果を発表した。
 ・新しい観光資源である神鍋高原の気球に乗せていただいた。
 ・観光資源としての神鍋山の散策
 ・上記「地域おこし協力隊」の隊員は、具体的には、2021年開校予定の県立大学である国際観光芸術専門職大学(仮称)の準備を進めつつある渡辺瑞帆氏である。この大学は、演劇を専門的に学べる国内初の公立大学となる予定である。
 ・少人数に分かれ、レンタサイクルによる地域の観光資源の見学。
 ・この地域は大小の滝が多いので、渓流沿いの遊歩道に沿って、滝見学。

本郷ゼミ③

本郷ゼミ④

 多くを学び、かつ楽しい2泊3日だった。産学連携ということで、地元の皆さんには大変お世話になった。今回の調査で得られた知見を、大学に戻って、統計データなども加味して考察し、11月16日の同志社・奈良女・南山・関学の4大学合同ゼミ(会場は関学・上ヶ原キャンパス・図書館ホール)で発表する予定である。その本郷ゼミの発表を、豊岡でお世話になった方々が何人か聞きに来てくださるそうであり、再会が楽しみである。