野村ゼミ 交通インフラ施設見学会

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2019年9月19日   更新  ]

はじめに

 野村ゼミでは7月31日(水)~8月1日(木)に、交通インフラの基本施設を見学するために愛知県営名古屋(小牧)空港とリニア・鉄道館を訪れました。参加者は3回生の33名です。小牧空港ではフジドリームエアラインズ(FDA)の担当者から航空・空港ビジネスについて、リニア・鉄道館ではJR東海のスタッフから経営戦略について解説していただき、インフラ業界の実情を学ぶ貴重な機会となりました。

FDAが拠点としている小牧空港を見学

 まず私達が訪れたのは愛知県営名古屋(小牧)空港。東海地方の大規模空港はセントレアであることはよく知られていますが、小牧空港はセントレアが開港する前の国際空港だったところです。名古屋駅から直行バスを使って約20分でアクセスできるのはとても便利だと感じました。この空港の特徴は自衛隊機と個人所有の小型機も同じ滑走路を使っている点です。午前中には隣接する「あいち航空ミュージアム」を訪問し、展示パネルから航空機開発の歴史や技術を知ることができました。

あいち航空ミュージアムを見学

あいち航空ミュージアムを見学

FDAが拠点としている小牧空港を見学

 午後からはフジドリームエアラインズ(FDA)の担当者から、航空と空港の業務内容について詳しい説明を受けました。同社はブラジルのエンブラエルという定員80人ほどの機材14機を使っていますが、すべて異なる色でカラフルにペイントされているのがユニークです。全国16の地方へ就航し、地方都市間の架け橋になるエアラインを目指しています。今秋から神戸にも就航すること、チャーター便にも力を入れている点、親会社が清水エスパルスの鈴与であることなどを教えてもらいました。
 出発機を見送り、格納庫などを見学した後、空港内で働くゼミの卒業生2名と座談会の場を設けていただきました。お二人が所属する運航管理グループでは、運航の最前線で日々のフライトを支えているお話などを伺うことができました。航空や空港関係についてだけでなく、就職活動に向けての準備や学生時代の過ごし方などについても教えていただき、今後の参考になりました。早朝出勤もあるお仕事にもかかわらず、夜も名古屋市内で私達の懇親会に参加していただきました。

FDA出発機を見送り

FDA出発機を見送り

到着機前で記念撮影

到着機前で記念撮影

卒業生との懇親会

卒業生との懇親会

セントレア、リニア・鉄道館、JR東海を訪問

 2日目の午前中は中部国際空港(セントレア)を見学し、前日の小牧空港との比較で、ターミナルビルの規模や就航エアラインの違いを体感しました。大型の貨物専用機「ドリームリフター」が到着していたのを見ることができた人もいます。午後から移動してリニア・鉄道館で再集合して、新幹線の歴史や仕組みを学び、展示物をゆっくりと見てまわりました。夏休み中ということもあり、家族連れなどの来場者が多くてにぎわっていたのですが、暑い日だったので屋内の見学でよかったと思います。
 館内会議室で、経済学部の卒業生であるJR東海の方から同社の経営戦略とリニア新幹線の進捗状況についてプレゼンしていただきました。同社は飛行機や長距離バスとの競合関係もある中で新幹線を核にしたサービスを提供しています。鉄道は高い公共性を持つインフラであるだけではなく、商業施設の開発も進めていることも学びました。運輸以外にも不動産など幅広く事業を展開していることを知りました。今後もリニアや高速鉄道システムの海外展開など幅広く活躍が期待される点に魅力を感じました。

終わりに

 往復の交通手段については、各々が時間と料金の面で合理的と考える方法を選んで、現地集合・現地解散としました。名古屋到着後に目的地までのルートをどうするか、メンバーと共に悩んだりすることもありました。2日間、個人の意思を尊重しつつ、周りと相談しながらスケジュールを組んだりすることで、個人としてだけではなくゼミ全体として成長できたのではないかと感じています。これからもゼミに所属しているからこそ得られる経験を大切にして、様々な活動に励んでいきたいと思います。