「われら関学経済人」 山崎 響子 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2019年2月18日   更新  ]

~関学経済学部生からのメッセージ~「われら関学経済人」

山崎響子さん


【卒業年月(研究科)】 2016年3月 
【名  前】 山崎 響子(ヤマサキ キョウコ)
【年  齢】 26歳
【出身高校名】 大阪府立春日丘高等学校
【研究演習名(研究科)】 上村 敏之 ゼミ
【勤務先】 辻・本郷税理士法人



※ 本ページの内容は2019年2月現在のものです。

●なぜ関西学院大学経済学部研究科へ進学しようと思ったのですか?

税理士を目指す為です。
大学生の時からお世話になっている上村教授がお声掛けをくださったこともあり、より幅広い視点から税金について学ぶことができるという点でも進学を決めました。
関西学院大学院には、大学院進学を前提とし、大学を3年で卒業できる早期卒業制度というものがあります。
この制度を利用することにより、税理士になるという目標により早く近付けることも進学の理由の一つです。

●経済学部研究科に入学し、これまでどんな研究をされてきましたか?

私の研究は、現行の所得税と相続税について、財政学の立場から分析、考察していくというものでした。
2010年の生保年金二重課税裁判の最高裁判決により、年金受給権に相続税が課された上に、個々の年金に対して所得税を課すことは二重課税に該当するとの判決が下されました。
大きな話題となったこの裁判は、所得税と相続税の意義について、所得とは何であるのか、相続税の位置付けはどのようなものであるのかという、両税の根本的な点について問いかけるものでした。
そこで、財政学においても重要な考え方である「包括的所得概念」を基礎とした視点から、所得税と相続税における課税関係の分析、考察を行いました。
税理士を目指す上で税法を勉強していたということもあり、税法と財政学を絡めて論理的に考察していくこの研究はとても面白かったです。

●経済学部研究科ではどんな毎日を過ごしましたか?またどんなことを学びましたか?

旅行やアルバイト、趣味のマラソンに遊びに、、といった大学生生活とは一変し(笑)、勉学に集中できた日々でした。
修士論文を執筆するための勉強は勿論のこと、税に関する判例についてのディベートや、研究テーマに関するプレゼンテーション等大学では経験できなかった、より高度で専門的な学習をすることができました。
レベルの高い授業内容についていくのは容易ではありませんでしたが、先輩や同期の力を借りながら、経済学についての知識や論理的思考について学ぶことができたと思います。

また、同じ志を持った同期、目指している目標は違えど夢に向かって頑張っている先輩や後輩、留学生と出逢い、沢山の刺激を受けました。飲み会等親睦を深めたり、時には議論をしたりと、切磋琢磨し過ごした日々も宝物です。

●学部、研究科での学びをどのように活かしていきたいですか?

研究に当たり、税法について理論的に考察していくという機会があったことは現在の仕事でも役立っています。
現在の仕事では年々変わりゆく税法に対応していくことが求められています。
税法を論理的に読み解くというのは、特に現在の複雑な税法体系を考えると、簡単ではありません。
この基礎となる力は大学院で培われたと思います。
また、税法を財政学的観点から考える視点を持てたことも、今後の変わり行く税制の中で更に活かされていくのではないかと思います。

●これから研究科を受験する学生、現役経済学部生にメッセージ

大学生活はその後の人生を左右する大事な期間になります。
私の大学生活は、友人と国内や海外へ旅行に行ったり、異業種交流会に参加したり、フルマラソンにチャレンジしたり、資格の勉強をしてみたり、憧れのカフェでバイトをしたりと、とにかくやってみたいと思うことを片っ端から全力でやった日々でした。(笑)
その結果、自分の進みたい道を見つけ、大学院に進学することによってより深く追求することができました。

皆様にお伝えできることがあるとすれば、
「二度と来ない今を大切に、全力で!」
ということです。
物事に全力で取り組むことで、「自分なりの物事の本質」に近づける。
この過程こそがワクワクの源であり、自分の道を見つける一つの方法だと思っています。

勉強に励むのも良し、旅行に行くのも良し、部活やアルバイトを頑張るのも良いと思います。(但し、最低限の単位は取っておきましょう!笑)
社会人になると、いざやってみたいと思ってもそのための時間を作るのは難しいです。
大学生活は、主体的に動けば色々な経験ができる貴重な時間であり、それはどんなことも今後の人生の大きな糧となります。

そして、その過程の中で経済学に関してより深く追求したいと思うのであれば、経済学研究科に進むことも選択肢の一つだと思います。
関西学院大学の経済学研究科には、そのための環境が整っています。大学に比べ生徒数が少ないため教授との距離もより近く、カリキュラムも豊富なので、より深く専門的な研究をすることができます。
教授にアドバイスをいただきながら、自分で徹底して考え抜き、修士論文を完成させたことも大きな自信の一つとなっています。
大学院での日々は、様々な知識、視点、人との繋がりをもたらしてくれました。
この素晴らしい環境に身を置けたことは本当に幸せです。

二度と来ないこの貴重な大学生生活を何もしないで過ごすのは勿体ない!
ワクワクする未来を作るのは、
「全力の今!」です!!