野村ゼミ 3学年合同合宿

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2018年10月17日   更新  ]

ゼミ合宿@琵琶湖・近江高島

 野村ゼミでは、9月13日(木)と14日(金)の2日間、滋賀県の近江高島で3学年合同合宿を行いました。
 今年で4回目を迎えるタテ合宿は、琵琶湖畔にある「白浜荘」に宿泊し、恵まれた自然環境のなか、勉強やスポーツ・遊びを通して、タテとヨコの絆を深めることができました。

合宿委員から流れを説明

テーマは現地で発表!

 タテ合宿のメインイベントであるグループワーク。今年のテーマは「野村ツーリスト~日本の隠れた名所を売り込め!~」というもので、卒業旅行や女子旅・ハネムーンなど、各班がターゲットを設定し、本当に行きたくなるような旅行プランを考えました。
 毎年、テーマは現地に着いてから発表されるため、各班のチームワーク力が非常に試されます。しかし、どの班も世界に1つしかないオリジナルの旅行プラン作成に向けて、アイデアを出し合い、白熱したグループワークになりました。

グループワークでアイスブレーク

ワークの後は花火で楽しく!

 夕方からは班別の作業で、より一層集中してワークを進めることにしました。翌日のプレゼンでは、まだこの世にはないオンリーワンの製品やサービスを創り出すという点が評価対象となるため、様々なイメージを出し合って検討。具体的な商品を実現することを考えていると、あっという間に時間が過ぎていきました。
 夕食後は勉強から離れて、クイズを通して楽しむ時間をとりましたが、実はここで獲得した点数が翌日のプレゼンの点数に加算されるため、班ごとにみんな本気で取り組んでいました。とても盛り上がり、学年を超えて親睦を深めることができました。

くつろぎながらグループワーク 盛り上がった夕食後の花火

個性の光った成果発表

 2日目の午前中には成果発表を行いました。今回は去年とは異なり、パワーポイントを用いたオーソドックスな発表形式でした。そのため内容は寸劇の導入やふんだんに画像を用いて視覚的に訴えるなど、それぞれの班が差別化を図り、工夫を凝らしたものとなっていました。また若者向けのテーマでは流行りのSNSを発表のテーマに組み込んだ班が多いなど、トレンドを意識した発表が多かったのも印象的でした。
 今回の発表は条件を満たす場所を探そうとする際に情報収集で苦しみましたが、だからこそ班内での交流が活発になりました。また世の中でグローバル化が叫ばれる中であえて国内のニッチな部分に焦点をあてたので、日本ならではの良さに改めて気づくことができたと思います。みんなにわかりやすく伝えるための言葉遣いや資料の作り方などもプレゼンを通して学びました。

朝から成果発表会

毎年恒例、スポーツ大会!

 メインイベントであるプレゼンが終了してもゼミ合宿はまだまだ終わりません。午後は毎年恒例となっているスポーツ大会を実施しました。班対抗で行われたドッチボールやリレーではプレゼンに負けず劣らずの盛り上がりで、合宿を締めくくる学年対抗リレーは大接戦。走者は全力疾走、応援にも熱が入り大声も。今年は3年生に軍配が上がる結果になりました。

本気でドッジボール 3年生頑張った!

合宿を終えて

2日間という限られた時間の中で、発表に向けて構想を練り、リハーサルを行うことは、初めて参加した2年生だけでなく3年生にとっても決して容易ではありませんでした。先導してみんなをまとめたり、資料の作成をしたり、積極的に意見を出したりと各人が自分の役割をこなす必要がありました。その中で自分の課題を見つけ、修正するという経験は得難いものだと思います。
4年生が中心となり計画したこの合宿で、3年生は最終学年になる心構えを、2年生は見よう見まねながら発表の仕方や先輩の立ち振る舞いをそれぞれ学ぶことができたと思います。全学年がそろって活動できる場としてだけでなく良い学びを得ることができ、挑戦する場として今後もより一層発展させて次年度につなげて行きたいと思います。

最後に3学年集合