久保ゼミ4期生 ゼミ合宿 in 浜松

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2018年9月28日   更新  ]

久保ゼミ4期生 集合写真

久保ゼミ4期生 集合写真

 久保ゼミ4期生は、卒業論文の構想発表会を目的として、1泊2日のゼミ合宿を静岡県浜松市にて行いました。久保教授が9月から1年間、在外研究によりイギリスへ旅立つということもあり、生徒と教授の最後の親睦を深める合宿でもありました。

 朝8時、西宮北口に集合した我々は2台の車に分かれ、静岡県浜名湖近くにある温泉宿「鞠水亭」へと向かいました。道中、昼食として「うなぎ割烹 康川」へ立ち寄り、浜松名物のうなぎを食べました。うなぎは名物という言葉に相応しい美味しさで、またリーズナブルな価格で堪能することができました。

うなぎ割烹 康川

うなぎ割烹 康川

 14時過ぎに鞠水亭へ到着し、早速本題である卒業論文構想発表会を開始しました。以下、生徒の卒業論文テーマと詳細を一部掲載します。

山本「日本のプロ野球市場は今後、どのように発展していくのか」
 日本の野球人気が低迷する中で、今後のプロ野球の収益をいかにして増加させることができるのか、考察する。比較対象として、規模の大きいメジャーリーグを扱い、ボールパーク化・フランチャイズ制といったチームビジネスのメカニズムに着目し、プロ野球に導入できるか否か考える。

吉岡「日本に米軍基地は必要なのか」
 日本に米軍基地が存在することに対して、国民間でも賛否が分かれるが、経済効果や発生している事件など複数の視点から、真に米軍基地が必要かどうか論証する。

岡本「田園回帰現象 ~人は居住地に何を求めるのか?~」
 田園回帰現象とは他の地域から、「田舎の田舎」に転入し、その「田舎の田舎」の人口が社会増すること、つまり、転入数が転出数を上回っていることを指す。田園回帰現象はどのような条件下で、またどういった取り組みがなされることによって起こるのか解明していく。実際、島根県ではこの現象が起きているが、過疎地を再生させる取り組みが行われており、空き家バンクや子どもの医療費負担などが例として挙げられる。

田熊「アースシップと地域振興 アースシップで過疎地域への移住者を増加させることはできるか」
 アースシップとは再生可能資源を最大限に活用してエネルギーを自給する住宅のことである。災害リスク分散やCO2削減への貢献といったメリットがあり、これらと地域振興をうまく結びつけることはできないかどうか、考察する。

卒業論文構想発表会

卒業論文構想発表会

 発表会は4時間に及び、充実した時間を過ごすことができました。関心事に沿ったテーマ選びを重視していることもあり、全く異なった主題の発表が行われました。また、「日本に米軍基地は必要なのか?」「田園回帰現象 ~人は居住地に何を求めるのか?~」など、生徒の地元の事象にまつわるテーマも多く、各々の興味関心を共有し合うこともできました。

 発表会終了後、大浴場で1日の疲れを落としました。旅館が浜名湖を眼前に建てられていることもあり、露天風呂から見える景色は格別でした。
 入浴後、お待ちかねの宴会が始まりました。料理は前菜から甘味の自家製静岡ほうじ茶プリンに至るまで素晴らしかったです、また、鞠水亭の若旦那であり、久保教授の教え子でもある稲葉大輔さん(現浜松市議会議員)がおもてなしをしてくださりました。稲葉さんによる浜松市の紹介や若かりし頃の教授との思い出話は新鮮で興味深く、宴会は大団円に終わりました。

稲葉さん(鞠水亭の若旦那)と一緒に宴会にて

稲葉さん(鞠水亭の若旦那)と一緒に宴会にて

 2日目、旅館を出発した後、東海地方最大級の観光鍾乳洞である「竜ヶ岩洞」へ向かいました。鍾乳洞内は涼しく酷暑にはもってこいの環境でした。また全長1000メートルを超す鍾乳洞ということもあり、その造形美や自然が織りなす神秘に心を奪われました。
 合宿最後の昼食は、静岡県の名物ハンバーグレストラン「さわやか」へ行きました。ボリューム満点ながら安価なハンバーグに舌鼓を打ち、帰路に着きました。

 今回の合宿を通して、普段知れない生徒たちの興味関心を探ることができました。また、卒業論文制作を意欲的に取り組むきっかけにもなりました。秋学期からは教授不在の中での研究演習が始まりますが、学生一同団結することで上手くいくと確信した合宿になりました。(文責 中村駿莉)