ゼミ2回生・春合宿 in 松江 & 出雲

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2018年3月26日    更新  ]

観光を学ぶ春合宿

 野村ゼミ22期生は3月10日(土)〜11日(日)に島根県で春合宿を行いました。今回の合宿では、国際公共経済学会による「第6回春季大会 シンポジウム」への参加と、松江城や出雲大社参拝などの島根観光が主目的でした。2日間とも快晴でとても過ごしやすく、合宿のプログラムを心地よく楽しむことができました。

お堀めぐりの遊覧船

 私たちの朝は早いスタートでした。7時半に阪急梅田駅三番街バスターミナルを出発し、中国道・米子道を経由して、揺られること約5時間、松江駅へと到着しました。お昼休憩の後、松江城と堀川遊覧を楽しみました。遊覧船では、「こたつ」サービスがついていて、温まりながらガイドの方の説明を聞きながら、江戸時代の城下町・松江の様子を知ることができました。また、お堀めぐりの遊覧船が地域活性化として成功している点も教えてもらいました。

松江城、堀川遊覧

シンポジウムに参加

 夕堀川の遊覧船を満喫し、松江城を見学した後、野村先生が会長を務める、国際公共経済学会主催のシンポジウム会場、島根県民会館へ向かいました。テーマは「山陰地域の交流人口拡大と地方の空港活性化を考える」でしたが、会場は地元関係者などで満席でした。インバウンド誘致やエアラインの地方路線問題など、3回生以降のゼミ活動にとても参考になるような濃い内容の議論を聞けました。地方の交通手段は地域住民にとって1つの「ライフライン」として重要な存在であり、それらを残すためには地域住民や自治体も協力していかねばならないという点を理解できる内容でした。

懇親会+交流会

ハラスメントを受けたとき

 シンポジウム終了後、ホテルでチェックインをすませて、松江駅のビルに入っている居酒屋で、地元の食材を味わいながらメンバーとゆっくりと話のできる楽しい時間となりました。その後、野村先生と合流して、シンポジウムに参加された元経済産業省の方や関西電力の社員さんとも交流することができ、学生時代の経験談や就職先での業務内容などについて、詳しく教えていただきました。春休みの中で、充実した1日を過ごせたのは貴重です。

縁結びの出雲大社へ

 2日目は、宍道湖の北側を走る一畑(いちばた)電車を使って出雲大社へと向かいました。都会では考えられない2両編成のローカル線で、タイムスリップした感覚に。出雲大社は、縁結びのゆかりの地として知られている神社であり、外国人もたくさん訪れていました。毎年取り替えられているという、しめ縄は想像以上に大きく、皆その大きさに圧倒されました。お昼は2つの班に分かれて、出雲そばや屋台のスイーツを食べて満足。出雲大社を見学した後は、地元の路線バスで出雲市駅へ向かい、高速バスに乗り換えて大阪・梅田に戻りました。

一畑電車、出雲大社

これからも自発的に

 2回生だけでの合宿は今回が初めてでしたが、バスやホテルの予約をはじめ、全体のスケジュールを自発的に決めるように努めました。ゼミ生みんなでマップを見ながら目的地へ向かい、臨機応変にプログラムの空き時間を使って自由に観光を楽しみ、より一層ゼミ生同士の親睦を深めることができたと思います。春からの3回生でのゼミでは、このシンポジウムや懇親会での貴重な経験を活かして積極的に取り組んでいきます。