学生レポート_吉岡 李々花さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2017年11月28日   更新  ]

卒業を迎える4年生から_2017年11月24日

吉岡 李々花さん

  【卒業年月】 2018年3月
  【名前】 吉岡 李々花(ヨシオカ リリカ)
  【出身高校名】 啓明学院高等学校
  【研究演習名】 野村 宗訓 ゼミ
  【就職・進学先】日本航空株式会社 客室乗務職

大学時代打ち込んできたことは何ですか?

吉岡 李々花さん

リヨン大学の先生と

言語習得を通じて、より沢山の価値観に触れる機会を増やしてきました。 高校2年生の頃に1年間、ブラジル・サンパウロに交換留学をし、約300人の世界各国からきた留学生と交流することができました。英語とポルトガル語を1年間学ぶ過程で出会った仲間は、私の価値観をいい意味で大きく変えた、かけがえのない存在です。そのような経緯から、経済学部で力を入れてきたことは大きく2つあります。1つ目にインターミディエイトイングリッシュです。週に3回、1年間を通してカナダ人の講師から授業を受け、英語だけではなくカナダの文化についても深く理解することができました。2つ目はフランス・リヨン大学への中期留学です。フランス語は第二言語として履修し、より深く学びたいという思いから留学を決意しました。経済学部には挑戦しようと決意したときに支えてくれる制度が整っているので、沢山の価値観に触れる機会を、大学生活でさらに増やすことができました。

大学時代の経験を今後どのように活かしていきたいですか?

お客さまの母国語で一歩踏み込んだサービスを提供し、世界に日本のファンを増やして参りたいです。以前OB訪問をさせていただいた際、「お茶パック1つでもお水に入れてからお湯を入れ甘みを出す。お酒を飲んでいらしたお客さまの食後には濃いめの日本茶をお出しするなど日々工夫を凝らしている。」というお話を伺い感銘を受けました。客室乗務員という会社のアンカーを担う役割として、留学で培った言語力を生かし、なるべくお客さまの母国語で和のおもてなしをお伝えすることで、「旅行先に日本を選んでよかった」と言っていただけるよう精進して参ります。そしてこれからも常に挑戦する気持ちを持ち続け、「昨日よりは今日、今日よりは明日」を体現できる客室乗務員になりたいと思います。

卒業までの残りの期間をどのように過ごしていますか?

先輩から客室乗務職はとても体力が必要なお仕事とお伺いしたので、残りの期間を使い体力向上に励んでいます。特に現在は12月10日に行われるホノルルマラソンに向けて猛特訓中です。また、経済学部の仲間と集まることも以前より増えました。嬉しい時も悲しい時も乗り越えた大切な仲間との時間を、今とても大切にしています。

後輩達やこれから経済学部を目指す高校生にメッセージをどうぞ

経済学部には私が経験したこと以外にもダブルディグリー制度など、本当に沢山の挑戦の場が整っています。そして困ったときに親身になって支えてくださるゼミの先生、先輩、そして沢山の友人がいます。これは就職活動に有利だからなどの基準にとらわれず、是非自分の興味の赴くままに行動してみてほしいと思います。皆さんの充実した学生生活を心より願っています。