学生レポート_大塚 菜生さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2017年10月18日   更新  ]

卒業を迎える4年生から_2017年10月20日

大塚 菜生さん

  【卒業年月】 2017年3月
  【名前】 大塚菜生(オオツカナナ)
  【出身高校名】 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎
  【研究演習名】 野村 宗訓 教授
  【就職・進学先】 大阪府庁

大学時代打ち込んできたことは何ですか?

私は、引っ込み思案な性格を直し、人前で自信を持って意見を主張できるようになることを目標に、大学生活で色んなことに挑戦しました。具体的には、一回生では、慣れない環境に身を置き、どのような場でも発言できる人間になるため、積極的な発言が評価されるイギリスへ留学を決めました。また、ディベートやプレゼン活動が多いゼミに入り、素早く自分の意見を考え、発表することを心がけていました。こういった活動を通して、自信をもって就職活動を始められる態勢をつくっていけたと思います。

大学時代の経験を今後どのように活かしていきたいですか?

大学に入学して初めて経験した接客業のアルバイトは今後に活かせる経験です。私は、百貨店のおもちゃ売り場でアルバイトをしていました。そこでは、会話や表情からお客様が何を求めているのかを考え、商品の提供だけでなく、面白さを伝えるなど、お客様が要求した以上の満足を与えることを心がけていました。今後もこのような姿勢で、府民の要望に応えるだけでなく、より満足を与えられるように努めたいです。そして、将来の大阪を考えた長期的な視野で、現状に満足しない革新的な取組みに挑み、大阪府の発展に貢献したいと考えています。

卒業までの残りの期間をどのように過ごしていますか?

行政の仕事は、地域の問題に対応し、生活の基礎を支える役割があります。そこで、様々な行政の取り組みを目にし、仕事に活かせるアイデアや知識を得るため、卒業までにできるだけ多くの国へ行きたいと思っています。そして、たくさん街を歩き、たくさんの人と会話することで、多様な文化や価値観に接して視野を広げたいです。また、働き始めるまでにパソコンスキルを向上させておきたいと考えているので、コンピュータの授業を履修し、大学卒業までしっかり学び続けたいと思っています。

後輩達やこれから経済学部を目指す高校生にメッセージをどうぞ

大学では学業以外にもできることがたくさん増えます。それと同時に、失敗することへの不安も付いてくると思います。未知のことだから不安が生じるので、そういう時、私はまずとことん調べて知識を蓄えていました。そして、蓄えた知識と不安を抱えて、思い切って挑戦してみる。そうすると、正直、思っていた以上に何とかなるものです。失敗は怖いものですが、もし失敗したとしても、挑戦して得られたその経験は必ずプラスになります。大学には、自分の""やりたい""に挑戦できるプログラムやデータが充実しています。後輩の皆さんや経済学部を目指す皆さんには、大学を贅沢に存分に活用して、自分の成長に繋げていただきたいと思います。

大塚 菜生さん

オックスフォード大学終了式