野村ゼミ 2・3・4回生 タテ合宿

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2015年11月2日   更新  ]

3学年合同のゼミ合宿

2015年9月26日(土)・27日(日)@篠山市

バスで宿舎へ移動

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3学年合同のゼミ合宿
野村ゼミでは9月26日(土)・27日(日)に篠山市にて、2・3・4回生の3学年合同ゼミ合宿を行いました。縦のつながりでの懇親会はありましたが、合宿は初めての試みとなりました。自然に囲まれた篠山市は空気がおいしく感じられる町です。普段の学びの場である教室とはまったく異なる環境で合宿を行うことができたので、新鮮な気分でした。

課題テーマは当日公表

グループワーク 材料

グループワーク 材料

今回のメインイベントはグループワークでした。今回のグループは2・3回生混合チームになっており、学年を越えて互いに刺激し合えるものでした。3・4回生の実行委員が中心となって、グループワークのテーマを企画。他のゼミ生にテーマが伝えられたのは、現地到着後です。事前に準備する時間はなかったものの、限られた時間の中でいかに完成度を高めるかという点で、緊迫感と達成感がありました。 今回のグループワークは、「『おもてなしエアライン』~あなたなら、どうもてなす? 2020空の玄関プロジェクト~」というテーマで、東京オリンピックを想定して、各グループが航空・観光関連会社の一員として2020年に向けたプロジェクトを考えるというもの。更に、そのプロジェクトで使用する飛行機の機体の模型を作成するというミッションもありました。

仮想通貨で材料を調達

プレゼン準備

プレゼン準備

各グループはプレゼンのシナリオ作りと模型製作にかなり苦戦しました。模型に使用する材料は、最初に分配される合宿専用の仮想通貨を用いて購入するというルールです。プロジェクトの方針にマッチした材料(段ボール、発泡スチロール、ガムテープ、アルミホイル、粘土など)を限られた通貨で調達しなければならないので、どのチームも悩みました。 材料調達に必要な仮想通貨をゲットする再チャレンジの機会として、クイズ大会が開催されました。クイズの出題者は4回生で、問題はほとんどプライベートな情報に関することで4択。正解すればするほど、仮想通貨が手に入るということで、とても盛り上がりました。無謀な問題に回答しなければならず、グループ内の結束が強まる時間でした。

独自性のあるプレゼン

プレゼン発表風景

プレゼン発表風景

クイズ大会でゲットした仮想通貨で、各チームは追加の材料を調達。購入した材料を利用して、翌日の発表に向けてプレゼンと模型作りの仕上げ。4回生からアドバイスをもらいながら、夕食後もグループワークを進めていきました。時間制約の中でこなしていかなければならないことがたくさんありましたが、だからこそ各グループがチームワークを高め、団結力を深める大切な時間になったと思います。
2日目午前にプレゼン。各グループ自らが考えたアイデアを紹介。どのチームも夢のある観光、おもてなし案を提示することができました。プロジェクト内容を強くアピールするグループや機体の魅力を主張するグループ、コントでオーディエンスを惹き付けるグループなど様々でした。フロアから鋭い質問が飛び交い、考えの幅を広げられることに気づく機会でもありました。
 

学年対抗スポーツ大会

スポーツ大会風景

スポーツ大会風景

午後からはスポーツ大会。これまでの時間は縦のつながりでしたが、スポーツ大会は学年別のチームで戦いました。種目は大縄跳び、ドッジボール、綱引きの3競技で、こちらもまた白熱したゲームに。日頃あまりスポーツをする機会がない人も大いに汗をかき、この合宿を締めくくるのにふさわしいイベントとなりました。総合優勝に輝いたのは、組織力をウリにした4回生。

タテ合同合宿を終えて

野村先生を囲んで

野村先生を囲んで

この合宿は3学年合同で行ったことに意味があったと思います。グループワークで縦の交流ができたのと同時に、メンバーの相互理解も深まりました。初めての経験だった2回生にとって、先輩のプレゼン力を身近に感じられる貴重な機会でした。観光がテーマでしたが、与えられた課題に本気で取り組む姿勢が大事だということに気付きました。キャンパスで3学年がそろって顔を合わせることはないので、この合宿はどの学年にとっても実り多い時間になりました。