「われら関学経済人」 桑田 梓 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2016年6月6日   更新  ]

~関学経済学部生からのメッセージ~「われら関学経済人」

桑田 梓さん(2005年卒)

      
  【卒業年月】 2005年3月
  【名前】 桑田 梓 (クワタ アズサ)
  【年齢】 32歳
  【出身高校名】 大阪府立池田高校
  【基礎演習名】 神崎 高明ゼミ
  【研究演習名】 野村 宗訓ゼミ
  【勤務先】 株式会社モトックス


   ※ 本ページの内容は2015年5月現在のものです。

これまでどんな仕事をされてきましたか?

 ワインを中心とした酒類専門商社で営業をしています。モトックスは東大阪にある創業100周年を迎える歴史ある会社で、ワインを輸入し、国内の酒屋に卸しています。私は主に関西の百貨店を担当しています。
 大学2年の時に言語センターのカリキュラムでフランスに短期留学したことがきっかけで、ワインの世界に飛び込みました。私はアルコールが苦手で、入社前は全くと言っていいほど飲めませんでした。しかし現地で飲んだワインが驚くほどフルーティで飲みやすく、チーズと合わせるとより旨みが増す体験や、仲間とワイワイ飲んだ楽しさが忘れられませんでした。その感動を一人でも多くの方と共感したい、という思いが原動力になっています。
 自社で仕入れた世界17か国のワインは約1800点あり、その一つ一つのキャラクターを把握し、お客様のニーズに合わせて提案します。百貨店でワインセミナーをしたり、スーパーのワイン売り場の陳列を任されたりと、仕事は多岐にわたります。ボトルが重いので陳列は結構ハードです。
 将来は母校で、20歳を超えた学生さん対象に、食育ならぬ「酒育」ができたら、と考えています。

経済学部ではどんな学生でしたか?

 野村宗訓ゼミでの時間を大切にしていました。
 活発なゼミ活動に憧れて、楽しいだけより厳しくて学べるゼミがいいと思い、野村ゼミを希望しました。民営化と規制緩和、公益事業の規制改革など、最新の時事問題を取り上げていたので、課題はあっても答えがないことが印象的でしたでした。ディベートが活発なゼミで、答えがない中でどのように落としどころを作るかを考え、1~2分で発言することが非常に大変でした。
 野村先生は「運営は学生で」というタイプ。良い意味で放任主義でした。これといった着地点が見つからないときもあり、これでいいのかな?もっといいゼミ運営はないかな?と考えるようになりました。しかし考えているだけでは時間が過ぎるだけで、自分から動き出して事を進めていかないと、誰かがやってくれるものではない、と痛感しました。それは社会人生活では基本的なことで、学生生活で時間をかけてしっかり学べてよかったと感じています。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

 いろんな方が言うとおり、あっという間に4年間が過ぎていきます。今まで経験したことのないことに挑戦することが大事だと思います。いわば、人生のネタ帳づくりです。ネタが豊富なほど、交友関係は広がると思います。また、就職活動でも大いに活躍します。私の就職活動は順調ではありませんでしたが、フランス短期留学で感動したことをそのまま伝えた会社に10年勤めています。その面接は決して背伸びすることなく、等身大の私でした。
 ぜひ面白い学生生活を送ってください!

これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

 数学が大の苦手だった私は、経済学部は全く選択肢になかったのですが、本当にこの学部を選んでよかったなと感じています。経済学部で学ぶことは、とても身近で、実践的だからです。いま政治や経済の分野で何が起こっているのか、非常に興味がわいてきます。日経新聞が読めるようになります。経済の分野は社会人になると知っていて当たり前のことですが、会社の先輩が手とり足とり教えてくれるわけではありません。バイトしてお金を貯めたり、貯めたお金で海外旅行したり、そういうこともすべて経済活動。社会で生きていくためのヒントがたくさん見つかる学部です。
 数学ができないから経済学部はやめとこう、と思っている人ほど絶対おすすめです。