PT. Sakata INX Indonesia

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2015年1月14日   更新  ]

インターン概要

私たちは、インドネシアにある、インキを作っているサカタインクスでインターンシップをさせていただきました。インターンシップでは、工場を訪問させていただいたり、実際にインクを混ぜたり、サカタインクスの顧客である印刷会場の工場見学や資料の英訳など様々な体験をさせていただきました。英訳の資料は内容もとても難しく、パワーポイントを作るのにもとても苦戦をしながら、毎日自分たちができる精一杯のことをして過ごしました。 

宮尾伍郎さんのレポート

宮尾写真

私はこの夏、インドネシアのSAKATA INXで2週間のスタディーツアーに参加しました。私たちはインキに関する資料の英訳の仕事を通じてインキの知識を身に付けました。行く前にインキを製造する会社は汚く、環境が悪いような負のイメージを持ちましたが、実際に現場を見たことでイメージが180度変わりました。私たちは実際に工場でインキを定められた比率で混ぜて、色をチェックする作業をしました。見た目以上に難しい作業でしたが工場にいる従業員たちが暖かく、言葉も通じなかったが優しく私たちの作業を手伝ってくれたことで楽しく作業を終えることができました。意味がないと思っていたインキが存在しなければ新聞を読むことができない、スーパーにある商品のパッケージが地味になることでインキの重要性を知りました。普段人たちに知られていない会社ですが、影から社会を支える重要な柱だと思い製造業に興味を持つことになりました。

李佳騏さんのレポート

李写真

今回の機会で、僕は仕事について改めて考えました。
そもそも仕事とは何だろうと昔自分で考えたことがありますが、具体的に説明はできませんでした。大学生の立場から、やはり仕事とは遠いものと感じでした。また、自分は将来どうすれば仕事をできるか、専門知識が必要な業界で自分がやっていけるのかと今までかなり悩んでいました。工場見学をさせていただく中で、すごく大きな機械を使い、大量の商品を効率的に生産している人たちは、私のような一般人だということと気付きました。それで、自分も将来、専門知識の勉強をし、何百トンの商品を生産することができるだろうとわかりました。また、展示会にも参加させて頂きました。それは僕がずっと憧れていた貿易の舞台でした。社員さん達はどうやって他社の方と接触し、どうやって機械を比べながら判断するのかとなどを学ぶことができました。もう一点僕は気付いたのは、サカタインクスの社員さん達が展示会の時に、10何社ときちんと挨拶しながら、相手の話しを丁寧に聴き、色んな情報を集めてから、改めて関心を持っていた会社とお話しをしていたことです。こういうスマートな行動を実際に見ることができてとても勉強になりました。