海外フィールドワーク(マレーシア) 前坂 和泉さん
前坂 和泉 (まえさか いずみ)
(経済学部1年生)
【研修地】
Perak,Malaysia (マレーシア)
【プログラム】
海外フィールドワーク(マレーシア)
(2014年8月4日~2014年8月12日)
はじめに
私たちが今回行ったマレーシアは都市から離れたペラ州というところでした。
10日間マレーシアで学ぶことがきました。
マレーシアは起業する人が多く、資源に恵まれているので、起業している人の多くは食べ物を加工して販売しています。多民族国家なので人種によって文化が違いますが、人種問わず仲がよく、温かい人がおおかったです。訪問した際も盛大に迎えてくれました。マレーシアは発展途上国ですが、都市はとても発展していました。私たちが訪れたペラ州も、ITインフラが急速に改善されていました。
旅行行程
各自関西空港にフィールドワーク参加者が集合してマレーシアの首都クアラルンプールへ。現地ではマレーシア各所を長時間バスで移動。一日のうちに数箇所訪問するので、一日のスケジュールはとてもハードでした。
バスの中ではみんなでおしゃべりして楽しい時間もあるが、疲れて寝ている時間が多かったです。
※UTAR (University Tunku Abdul Rahman)
現地学生との交流
このプログラムをコーディネイトしてくれた現地の大学UTARで、フィールドワーク初日にUTARの学生とそれぞれの国の文化をお互いに紹介しあい、仲が深まります。現地調査では、毎日2~3人の学生が付き添ってくれて、バスの移動中にとりとめのない話をしたり、疑問に思ったことを聞いたりしているうちに距離が近づきます。
市場見学
豆を加工して起業をした人をインタビューした際、市場を見学しました。そこではフルーツや魚、ピザ、などさまざまなジャンルの食料品が売られていました。
日本人がいることに現地の人たちは歓迎してくれ、試食をどの店でもすすめられました。
現地の人たちの観光客を歓迎する文化が伝わってきました。
ホームステイ
Malay Village という村で一晩だけホームステイさせてもらいました。私がお世話になった家族は、マレー語しか話せませんでした。しかし、ジェスチャーや、表情から、お互いの気持ちが通じ合えました。言葉が通じなくても、大切なのは相手に伝えたいという気持ちなのだと思いました。
生活面では、トイレは便座が備わっていましたが、お風呂は水を瓶の中に溜めて、その水で体を流すというシステムでした。
日本では、なかなか経験できないことが、このホームステイで、できました。
まとめ
マレーシアの文化や、政治などを事前に調べてプレゼンテーションし、少しでもマレーシアの風潮を感じ取れるような努力をしてきました。しかし事前に調べたとマレーシアへ行って自分が感じ、学んだ事とでは違っている点が沢山ありました。このことから、初めから持っているイメージや評判に左右されず、自分の目で実際に見て感じ取ることが必要だと分かり、何事もやってみないと分からないことが沢山あると改めて学べました。
このプログラムの最終日には、マレーシアへ来たことによって自分が学んだことを英語でプレゼンテーションします。プレゼンの準備をするために自分が疑問に思ったことを現地の人々にインタビューし、人々の行動を注意深く見ていました。このプログラムは、ただ現地へ行くだけで終わるのではなく、プレゼンテーションをすることによって、より深く現地のことを学ぶことができました。