伊藤氏（政策シンクタンク／構想日本）による講義

東京　３日目。

■午前－上村敏之先生（関西学院大学　経済学部　教授）による講義。
「行政運営をいかに効率化するか」と題し、行政と民間組織との違い、
効率化の実現に向けて何をするべきか、効率化の測定方法についてお話いただきました。
また効率化の1つの手法である「事業仕分け」について、那珂市の実例を動画で見ながら、
学生たちは気づいた事をグループで討議しました。

■午後－伊藤伸氏（政策シンクタンク／構想日本）による講義。
「行革の現状と課題」と題し、行政の役割、事業仕分けの全体像に関するご講義と、
実際の事業仕分けの実例紹介などお話頂きました。
ご自身のご経験をもとに、霞が関の仕事の進め方についてもお話いただきました。




３日間の東京丸の内キャンパスでの授業、企業訪問を終えた学生からは、「発信側の立場にあるメディアが、たくさんある制限の中で、どのような方法で、ニュースを伝えればよいか、と試行錯誤されていることがわかりました」「現状の日本社会にある厳しさから、自分たちは何をするべきなのか、これからどうしていくべきかを考える事ができました」等、充実した３日間であったという多く声が寄せられました。

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東京丸の内キャンパスにて　堀氏（読売新聞東京本社）授業の様子

７月31日（木）2日目。
■午前－堀　竜一氏（読売新聞東京本社　解説部長　編集委員　論説委員）による講義。「ニュースを伝えるとは」と題し、新聞報道とテレビ報道の違い、読売新聞の目指すこと等をお話いただきました。

■午後－村尾信尚氏（関西学院大学教授／『ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯ』メインキャスター）による講義。ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯキャスターに就任するまでの経緯、ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯが大切にしている思いなどをお話いただきました。「ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯは若者に見てもらいたい番組。若い学生の皆さんには、世の中を知り、まず行動して欲しいと思う」。村尾先生の言葉をノートに書き留め、真剣に聞く学生の姿が見られました。

■夜－読売新聞見学。
学生たちは、読売新聞東京本社を訪問しました。学生たちの質問に応じて、現役記者の方を招いての質問の場を作って下さった堀氏。スポーツ担当の方、国際部の方、そして社説を担当している方がご担当くださいました。「忙しいお仕事で、危険な現場に行くこともあるということですが、それでもこの仕事を続けるのはなぜですか」という質問に対し、「やっぱり現場に行き、話を聞くことが何よりも『面白い』と感じるからですね」と答えてくれた記者の方もいました。学生たちは、生きた報道の現場に触れる貴重な機会を得ることができました。

■深夜－村尾信尚氏がメインキャスターを務める日本テレビ報道番組『NEWS ZERO』のスタジオ見学。
昨日に続き、11名の学生たちがスタジオを見学しました。

キャリアワークショップクラス４-（２）村尾信尚キャスター実施回は、8/1（金）と続きます。

財務省 後藤氏の講義を聞く学生＿東京丸の内キャンパスにて

7月30日（水）初日。
■午前―村尾信尚氏（関西学院大学教授、『NEWS ZERO』メインキャスター）による講義。
「公共政策とメディア」と題し、政府における公共政策、特に経済政策の企画、立案、執行は、どのようになされるのか。それを政府の予算編成・執行過程を通して学びます。
また、アベノミクスの一連の経済政策について検証したのち、今後の成長戦略、財政再建において求められるものはなにかを、考察しました。

■午後―財務省主計局調査課課長補佐・後藤武志氏による講義。
「我が国財政の現状と課題」と題し、財政の役割、我が国の財政の現状、国債をとりまく環境など、実務担当者ならではの内容となりました。

■深夜―村尾信尚氏がメインキャスターを務める日本テレビ深夜生放送報道番組『NEWS ZERO』のスタジオ見学。
学生たちは、普段通い慣れている西宮上ケ原キャンパスから離れ、東京での講義・スタジオ見学と、終始緊張した様子でしたが、この貴重な機会を逃すまいと、積極的に講師に質問する姿が伺えました。

キャリアワークショップクラス４-（２）村尾信尚キャスター実施回は、7/31（木）、8/1（金）と続きます。