キャリアワークショップ 2【大日本印刷株式会社】

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2014年7月28日   更新 ]

DNP大日本印刷株式会社

2014年7月26日(土)特別編 「プレゼンテーション評価」@CAFE Lab. グランフロント大阪店

高校生の前でプレゼンする学生たち

高校生の前でプレゼンする学生たち

本日は、キャリアワークショップ「大日本印刷クラス」の集大成として、CAFE Lab. グランフロント大阪店にてプレゼンテーション。
夏休み中の土曜日で、グランフロント内はお客様で大賑わい。その中にあるCAFE Lab. は、大日本印刷株式会社が運営するカフェです。そのカフェの一角をお借りして、受講生たちは、最後のプレゼン発表を行いました。
 4月に講義がはじまって以来3ヵ月にわたり、「関学 経済学部の魅力を女子高生に伝える」というテーマで準備をし、7月に入ってからは、定期試験の合間をぬって、プレゼンの準備、高校生集めと準備を重ねてきた学生たち。
集まってくれた高校生たちに向けての説明にも力が入ります。
 参加した高校生から高感度を得た受講生たちは、充実感と共に、ものを伝えることの難しさを学びました。

真剣な眼差しでプレゼンを聞く高校生たち

真剣な眼差しでプレゼンを聞く高校生たち

2014年7月11日(金)第14回 「プレゼンテーション評価」

4月に講義がはじまって以来3ヵ月にわたり、4チームに別れ、高校2年生の女子に伝えたい「関学経済学部の魅力」を12ページの冊子案にまとめて発表するという課題に取り組みました。
最終授業のプレゼンで、講師の名倉吉郎氏(大日本印刷株式会社 情報ソリューション事業部)、大西庸晃氏(大日本印刷株式会社 C&I事業部)をはじめとした、大日本印刷株式会社の審査員から選ばれた1組が、7/26(土)CAFE Lab.グランフロント大阪店 にてプレゼンすることが決まってきる中、本日、優勝グループが発表されました。

優勝したグループは、関学経済学部の魅力を「世界とつながる」というキーワードで表現し、特色ある英語教育や、グローバルな在学生・卒業生の姿をクローズアップして発表したグループ。

優勝者グループの冊子は以下URLから閲覧できます!

優勝グループ冊子内一部

優勝者グループ冊子「MOVE THE WORD」外部のサイトへリンク

2014年7月4日(金)第13回 「プレゼンテーション」

4月に講義がはじまって、約3か月間。高校2年生の女子に伝えたい「関学経済学部の魅力」を12ページの冊子案にまとめて発表する、という課題に向けて準備を重ねてきた学生たち。今日はいよいよ最終プレゼンテーションの日です。講師の名倉吉郎氏(大日本印刷株式会社 情報ソリューション事業部)、大西庸晃氏(大日本印刷株式会社 C&I事業部)をはじめとし、大日本印刷株式会社からは多くのゲスト審査員が来てくださり、緊張した面持ちで学生たちは今までの成果を発表しました。

来週の授業で、今日の発表に対しての講評と、順位が発表されます。1位になったグループだけが、7月26日(土)にグランフロントにて実際に高校生に向けてプレゼンテーションすることができます。どこのグループが優勝するのか、とても楽しみです。

2014年6月27日(金)第12回 「プロモーション概論」

この日の講義は7月4日(金)の最終発表に向けて、最後の授業でした。
今日は、講義スタイルではなく、学生たちが準備を進めながら、必要に応じて、講師の名倉吉郎氏(大日本印刷株式会社 情報ソリューション事業部)や、大西庸晃氏(大日本印刷株式会社 C&I事業部)にアドバイスを頂く形式の授業でした。
次週は、いよいよプレゼンテーション。10分間で高校2年生に向けて伝えたい、「関西学院大学 経済学部」の魅力を発表します。
発表までの最後の一週間。学生たちのグループワークにも一層力が入ります。

2014年6月20日(金)第11回 「トップヒアリング/村田学長による講義」

高校2年生女子に伝えたい関学経済学部の魅力

高校2年生女子に伝えたい関学経済学部の魅力をプレゼンする学生

講義の冒頭に、講師の名倉吉郎氏(大日本印刷株式会社 情報ソリューション事業部)より、ウェブや会社パンフレットに記載されている経営者、トップのメッセージの読み方をご講義いただきました。「トップメッセージには伝えたいことがすべて含まれている。その組織の目指すところが表現されている」。このお話を踏まえて、今日は村田学長を迎えての講義です。学生たちがこの2か月間考えてきた、高校2年生女子に伝えたい関学経済学部の魅力を村田学長に発表します。

「もっと自由な発想で、学生らしい発想で作って欲しい」と村田学長

「高校生女子は関学の歴史、伝統に本当に魅力を感じる?」「もっと自由な発想で、学生らしい発想で作って欲しい」などのコメントをいただき、学生たちは真剣に聞いていました。

次回は最終発表を前にした最後の講義です。プロモーション概論とし、学生たちの冊子案をより具体的な形にしていきます。

2014年6月13日(金)第10回 「コンテンツ案発表」

第10回目はグループワークの時間として、学生たちは最終発表に向けての準備を進めました。授業の最後にはそれぞれのグループからそれぞれのコンセプトを発表しました。

各グループ、それぞれがこの2か月考えてきた「関学経済学部の強み」。現役の学生たちの視点で高校生に伝えたい魅力、メッセージが明確になってきました。最終段階に入り、グループワークにも熱が入ります。講師の大西庸晃氏(大日本印刷株式会社 C&I事業部)からはそれぞれの班に対して、「『人とのつながり』を経済学部の魅力を語るキーワードにするなら、もっとそれを表現する材料を出してください。」「よくまとまっている。でももう一歩。関学に入ったらどんなワクワクすることがあるか、考えて」などのアドバイスがありました。

次週は、村田学長を迎えての授業です。今まで考えてきた学生達の目線で考えた「経済学部の魅力」を学長に対して発表します。学生たちの準備はまだまだ続きます。

2014年6月6日(金) 第9回「コーポレートブランディング/シスメックスのブランディング」

 第9回目はゲスト講師として、シスメックス株式会社より岡田紀子氏(経営企画本部 IR・広報部長)、池谷麻衣子氏(IR・広報部 広報課)、長井 梢氏(IR・広報部 広報課)にお越しいただきました。岡田氏からは「シスメックスのブランディング」と題した、シスメックス社のビジネスモデル、IR・広報部の主な活動内容、広報とIRの違いについてご講義いただきました。「シスメックスは※BtoC企業のように顧客に直接『この商品買って』とは言えない会社。シスメックス社そのもののファンをつくり、ブランドの価値を向上させることが大切。」と力強くお話くださいました。

次週は、90分間、すべてがグループワーク。発表に向けて内容を一気に練り上げていきます。

※BtoC企業(business)と一般消費者(consumer)の取り引きのこと。(IT用語辞典e-Wordsより)

シスメックス株式会社_岡田紀子氏(経営企画本部 IR・広報部長)

左:シスメックス株式会社_岡田紀子氏(経営企画本部 IR・広報部長)

2014年5月30日(金) 第8回「コーヒーブレイク/プロダクト・ブランディングを学ぶ」

第8回目はネスレ日本株式会社 液体飲料ビジネス部 部長 島川基氏をゲスト講師としてお招きしました。インスタントコーヒーでトップシェアを誇るネスレ日本は、2013年、従来のインスタントコーヒーとは製法の違う「レギュラーソリュブルコーヒー」を発売。飲み方は同じでも、製法が違い、より美味しくなった新しいコーヒーを売り出す時、「さよなら、インスタント」というインパクトの強いキャッチコピーを打ち出し、大きな話題となりました。「ネスカフェにしかできないこと、絶対に真似をされないことをすることが大事だった。」とお話いただき、新商品を展開する上での話題作りの方法や、マーケティング戦略について貴重なご講義をいただきました。
次回はシスメックス株式会社よりゲスト講師をお招きし、BtoB企業のマーケティングについてお話をお伺いします。

※企業間の商取引、あるいは、企業が企業向けに行う事業のこと。企業間の物品の売買やサービスの提供、企業と金融機関との取引などがこれに含まれる。企業向け事業が主体の企業のことをB to B企業ということがある。(IT用語辞典e-Wordsより)

2014年5月23日(金) 第7回「大学広報のエディティング」:学生によるリポート

佐藤麻由さん(右奥)

前回に引き続き、実際に授業を受講している学生が、授業リポートに挑戦。
以下、経済学部2年、佐藤麻由さんによるリポートです。

第7回目の講義は販促プロモーションやメディアプロダクション企画にかかわっておられる杉浦愛氏(大日本印刷株式会社 C&I事業部 関西マーケティングソリューション本部 第3企画開発室)より、大学広報の目的、雑誌・パンフレットの編集から完成までの流れについてお話いただきました。「冊子を作成する上で、最も大切なことは、本当に伝えたい事を見極めること。それ以外はそぎ落としてよい。」というお話が印象に残っています。実際に制作されたパンフレットも見せて頂き、同じ内容を伝えるのでも、構成が違うと見え方が変わるということがわかりました。今日のお話を参考に、私たちも感動を引き起こせるようなパンフレットを作っていきたいと思います。

2014年5月16日(金)第6回「リサーチ概論」:学生によるリポート

今回、実際に授業を受講している学生が、授業リポートに挑戦。
以下、経済学部2年 佐藤麻由さんによるリポートです。

経済学部2年、佐藤麻由です。第6回の講義は松前俊史氏(C&I事業部 関西マーケティングソリューション本部 第2企画開発室 室長)にお越し頂き、インタビューについて、アンケートの取り方と役割について、お話いただきました。
インタビューで重要な3つのポイントは①情報を伝えるグラフの選び方②質問の仕方③回答者の信頼性だと教えてくださいました。アンケートについては、母集団が50人以下である場合、パーセントのデータは「参考値」として処理させることを学びました。比率がわかっていても、実際の数値は不明なためです。情報は集計の仕方次第で偏った結果が導かれることを学び、すごいと思う一方で少し恐ろしく感じました。
後半では冊子の構成案について、グループ発表をしました。それぞれ、面白い案や可愛らしい見せ方を工夫しており、参考になる部分もたくさんありました。自分のグループの発表においては、「関学らしさ」や「伝えたいことは何か」「差別化はどこか」といった点で指摘をいただきました。これからのグループ討議に活かしたいと思います。

グループ発表をする佐藤麻由さん(右端)

グループ発表をする佐藤麻由さん(右端)

2014年5月9日(金)第5回「編集の仕事と役割」

 大日本印刷クラスの学生たちは、「関西学院大学経済学部」の魅力を高校2年生の女子に伝えるというテーマの最終プレゼンを目指し、日々コンテンツ開発に向け準備をすすめています。毎週金曜日の授業ではコンテンツ開発に役立つご講義をしていただいています。

第5回の講義は、ゲストスピーカーとして高柳正盛氏(日経BP社 ビジネス局長兼日経BPビジョナリー経営研究所長 執行役員)にお越しいただき、編集の仕事と役割について、お話いただきました。雑誌ができるまでの流れをご説明いただき、特に「企画提案」のプロセスにおいて、学生たちに大切なヒントをくださいました。「良い企画提案のためには、とにかく人に会うこと。苦手だという人もいるけど、いろいろな人が混じり合う事で変革が生まれる。いつも同じ仲間でやっていても何も生まれない。」触発された学生たちからは、「今まで取材してきた中で印象に残った方は?」「初対面の人に話を沢山してもらうには?」「僕たちと同じ2年生の時に何をしていましたか?」など、次々と質問が飛び交いました。高柳氏はすべてに温かく答えてくださいました。
一方で、高柳氏からも「大学生に日経ビジネスを定期購入させる方法」について、
意見を求められた学生たち。この日のために考えてきたアイディアを次々と発表します。
高柳氏はメモをとりながら熱心に聞いてくださり、学生たちの発表は授業時間内におさまりきらないほどでした。新しいアイディアを考え、周りにアウトプットしていくこと。大日本印刷クラスの学生達は、その難しさとともに、「面白さ」に気づきはじめているようです。
次週はいよいよ高校生に見せたい冊子の構成案についてのグループ発表です。

2014年5月2日(金)第4回「新規ビジネス コンセプトメイクのポイント」

第4回の講義は、中根祐二氏(大日本印刷株式会社 C&I事業部 ビジネスイノベーション本部)より、新規ビジネスの実例、従来にない価値を提供する新規ビジネス開発の流れについてお話いただきました。

後半は、先週に続き、「関西学院大学経済学部」の強み、弱みについてのグループディスカッション。ターゲットである「高校2年生の女子」に関学経済学部の魅力をどのように伝えたらいいのか。学生たちの議論も白熱しています。

次週は日経BP社より、高柳氏(ビジネス局長)をお迎えし、「編集の作法」についてお話いただきます。

2014年4月25日(金)第3回「ブランディング概論」

第3回の講義は、名倉吉郎氏(大日本印刷株式会社 情報ソリューション事業部)より、ブランディングの定義、効果についてご説明いただきました。

実際に使われているブランディングの一例も紹介いただき、学生たちはブランディングの目的、必要性について理解を深めました。その後、受講生は4つのグループに分かれて、「関西学院大学経済学部」の強み、弱みについて討議し、講義の最後にグループごとに発表しました。

次回講義では、各グループで分析した関学経済学部の強みを「正確に」「魅力的に」伝える方法を検討します。

2014年4月18日(金)第2回「企業訪問」

企業見学

第2回の講義は、大阪市内にある大日本印刷株式会社で行われました。本学のご卒業生でもある清水孝夫氏(情報ソリューション事業部 常務取締役)から、後輩である受講生に向けてメッセージをいただきました。また、神戸好夫氏(コーポレートコミュニケーション本部)より、大日本印刷株式会社の会社概要と歴史についてお話いただき、現在放映されているCMを題材に大日本印刷株式会社の広報戦略についてご説明いただきました。

最後に受講生たちは、社内にあるショールームを見学し、大日本印刷株式会社の幅広い事業分野への理解を深めました。次回から、関西学院大学経済学部の強み、弱みについてグループ討議を通じて分析を進めます。

2014年4月11日(金)第1回「オリエンテーション」

 第1回は大日本印刷株式会社の名倉吉郎氏(情報ソリューション事業部)、大西庸晃氏、濵誠司氏、杉浦愛氏(C&I事業部)よりキャリアワークショップの目的、概要についてご説明いただきました。この授業を通じ、学生たちはブランド戦略についての基本を学び、卒業生への取材や、グループワークを通じ、関学の強みを考察し、最終的には現役高校生に向けてプレゼンテーションをします。次回の授業では、大日本印刷株式会社を訪問し、社員の方からお話を伺います。

株式会社インテリジェンス_佐藤裕氏