キャリアワークショップ 2【大日本印刷株式会社】

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2014年4月10日   更新 ]
 

シラバス情報/Syllabus Information : キャリアワークショップ1【三井住友銀行】

授業目的/Course 授業目的/Course Objectives

【産学連携人材育成のケースモデルの構築を目指す】

・将来の姿を早い段階で想像し、その実現のために、学生時代をどう過ごすのかを考える。
・次世代を担うリーダー層を育て、即戦力となる人物を育てる。
・受講生は、受講後の2年生秋~4年生の期間もフォローし、長期的な視点で学生を育てる。
・社会人としての常識を知ってもらいたい。
 ⇒自分の意思を表現し伝える力、ビジネスマナーなど。
・現在学んでいる経済学が、現実の社会とどう結びついていくのかを知ってもらいたい。
・自分自身の変化を自覚することができるようになってもらいたい。
・受講者だけのものではなく、他の学生にも影響が伝播してほしい。
・将来のセルフイメージを考えられるように、逆算して物事を考えることができる能力を身につける。

授業計画/Class Outline

◆第1回(4月11日):キャリアワークショップオリエンテーション
◆第2回(4月18日):DNPの紹介、DNP大阪なんばSSビルにて

◆第3回(4月25日)<コトはじめ>:ミニ講座&ワークショップを実施
◆第4回(5月2日)<コトづくり>:ゲスト講師による講義「編集とは何か」。雑誌づくりのエッセンスを知った後、質疑応答。
◆第5回(5月9日)<グループディスカッション>:新たな価値創造を目的とし、雑誌の方向性、コンテンツ等を考える。主にグループ内で議論を行う。
◆第6回(5月16日)<中間発表>:5グループによる中間発表と質疑応答。主にグループ間で議論を行う。他グループから刺激をもらい、自分たちのアイデアをブラッシュアップする。
◆第7回(5月23日)<プレゼンテーション・講評>:5グループによるプレゼンテーション。DNP審査員による講評とともに得点を付与し、順位付けを行う。番外編への進出グループを決定する。

◆第8回(5月30日)<コーヒー・ブレイク!>: 「プロダクト・ブランディング」を学ぶ。ブランドマネージャーによるゲスト講義と質疑応答。商品ブランドの重要性を学ぶ。

◆第9回(6月6日)<コーポレート・ブランディング>: 「コーポレート・ブランディング」を学ぶ。BtoB企業だからこそブランディングが重要である理由を学ぶ。
◆第10回(6月13日)<プレゼンテーション・講評>: ゲスト講師の講義のおさらいとまとめ。「企業にとって重要なこと」をグループ毎に発表。講評する。
◆第11回(6月20日)<大学のブランディング>:ある大学の理事長プレゼンを事例に、大学のブランディングの重要性を講義。学生が調べてきた内容を個々に発表する。
◆第12回(6月27日)<グループディスカッション>:大学トップが考える大学のあり方を聞いた後、グループ内でディスカッション。その大学のあるべき姿をグループ毎に発表し、質疑応答。
◆第13回(7月4日)<プレゼンテーション・講評>:5グループによるプレゼンテーション。DNP審査員による講評とともに得点を付与し、順位付けを行う。番外編への進出グループを決定する。
◆第14回(7月11日)<まとめ・働くということ>: 全3クールの振り返りとそこに見えてくる企業の成り立ちや労働についてを考える。講義を通して感じたこと、発見したことを個々に発表する。


◆第15回【番外編として実施/日程未定】: カフェラボを舞台に、大学2年生が、高校生に向けて、関西学院大学の魅力をアピールする。グランフロント大阪「Cafe Lab(カフェラボ)」にて。




※第3回~13回の間に、出版社・食品メーカー・医療機器メーカーのマーケティングや広報領域の第一線で活躍されている方々からケーススタディ講義を行う。

授業方法/Method of Instruction

 モノが溢れ、コモディティ化が進む現代において、昨今ますます重要視されている「ブランド戦略」。生き残りをかけた企業の戦略は、自己分析や競争戦略立案、効果的なコミュニケーション活動など多方面に亘る事業活動に及びます。
本ワークショップでは、社会人である先輩への取材などを行いながら受講者自身の所属する「関西学院大学経済学部」のブランド価値について考察し、コーポレートコミュニケーションの実践に繋げていきます。期間中、企業のマーケティングや広報領域の第一線で活躍するビジネスパーソンによるゲスト講義も予定しています。

最終的な成果物としては、関学経済学部を目指す現役高校生への「関西学院大学ブランドのプレゼンテーション」を通し、コミュニケーションデザインの開発を目指します。

本ワークショップをつうじて、企業の経済活動の成り立ちを理解し、「働く」ということについて考えを巡らせることを期待します。

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