市川ゼミ<ロシア短期研修2013>を終えて

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2013年12月16日   更新 ]

経済社会の成長史、経済史を国際比較の視角から研究する市川文彦ゼミでは、今秋もロシア連邦沿海地方の国立海洋大学(MSU)を訪れて、ゼミ<ロシア短期研修2013>を実施し、ロシアの学生たちとの交流を重ねました。

ロシア短期研修2013

第14回目となる今秋は、初の関学大・富山大・島根県立大の3大学学生参加による研修となりました。市川ゼミが来年度は不開講となることもあって、今回は少人数での実施となりましたが、過年度の本研修経験者がリピーターとして参加しているのも今年の特徴でした。

ロシア短期研修2013

今年度の研修はウラジオストク市近郊の、ロシア島まで大架橋を渡って足を延ばす地域調査も含まれていました。日曜日ということで、島内のヴォロシーロフスカヤのロシア正教修道院での礼拝に参加したり、その前日には来春2月開催のソチ冬季五輪の聖火ランナーへ、ロシアの学生とともに研修地ウラジオストク市内で声援を送る、貴重な体験もしました。

現在、関学経済学研究科の修士2年生(市川研究室所属)である田中理惠さんは、学部2年生(2009年)の時にも市川ゼミの一員として本研修に参加経験があり、今年度の研修学生リーダーの一人です。田中理惠さんは「2014年ソチ五輪を控えたロシア、APEC(2012年開催)に向けての都市整備を終えたウラジオストクにタイムリーに滞在して、現地の人々と交流を持てたことはロシアを見つめる上で大変貴重な経験でした」と語っています(田中さん=以下写真の右端)。

ロシア短期研修2013