“仕事とは何か” “働くとは何か”を考える -栗田ゼミ 特別講演会-

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2013年11月26日   更新  ]

岩田 修一 氏(株式会社サステック 代表取締役社長)

株式会社サステック 代表取締役社長 岩田 修一 氏

株式会社サステック 代表取締役社長 岩田 修一 氏

栗田匡相ゼミでは、通常の授業とは別に、企業の方をゼミにお招きし、“仕事とは何か”“働くとは何か”など、社会の動きや社会人のリアルを学生に伝え、学生生活に対する気づき、ライフデザインの設計を早い段階で促すための講演会を開催しています。

11月19日(火)にあった授業は、特別講演会として、鉄の一品種であるステンレスの加工・販売を行うサービスセンター、株式会社サステック(三菱商事が60%出資しているメタルワンから64.5%出資)より、代表取締役社長・岩田修一氏にお越しいただきました。“鉄”を扱う仕事に対して、自負とプロ意識を持って取り組む岩田氏の話に、ゼミ生は目を輝かせながら聞き入りました。

岩田氏はまず、ご自身の就職活動を振り返り「海外を舞台に働きたい」という夢を実現させるために学生時代に力を入れたことを紹介。結果、三菱商事に入社できたときの喜び、また、客観的に部下や後輩の能力を分析した上で、2割増しの業務を課し、自分も含めた若手社員の力を伸ばしてくれた先輩達が大勢いたことについてお話しいただきました。

また、通算7年間にもなるアメリカ駐在時、合弁事業のサポートの一環として、パートナーたる日本の線材加工メーカーの技術を、不慣れなアメリカ人労働者に、南部なまりの英語と悪戦苦闘しながらも、伝承する手伝いをしたことも紹介。帰国後は、線材の他にも特殊鋼・ステンレスなどの貿易・国内取引に携わり、現在のサステックに出向するまでをご説明いただきました。

鉄の世界で活躍されてきたことから、“安いが錆に弱い鉄”と“高いが錆に強いステンレス”の特徴を例に挙げ「物にはそれぞれ役割がある。その役割をどう生かしていくか考えることが面白い。与えられたものをどう面白くするかは自分の能力次第。与えられる前に好きなものを見つけていく方がもっと面白い」と岩田氏。講義の最後には、「何かを得ようとするとき、犠牲はつきもの。犠牲にした分、成果を上げなくてはならないし、周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れないようにしてほしい」とメッセージをいただきました。