経済学部講演会 ~映画を見て考える。“自分”とは?その“表現方法”とは?~

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2013年11月14日   更新 ]

経済学部講演会

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日時・場所・申込方法

■日時:2013年11月25日(月)4時限目(15:10~16:40)
■場所:大学図書館ホール(西宮上ケ原キャンパス)
■申込方法:不要

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内容

『嘘々実実』

藤澤浩和 監督作品『嘘々実実』

関学卒の映画監督として活躍中の藤澤浩和氏(社卒)と永田琴氏(商卒)を講師に、また卒業後は銀行に就職するも転身、現在は映画の企画や製作、映像を活用したプロデュースを行っている(株)映画24区代表の三谷一夫氏(経卒)をコーディネーターとしてお招きします。

普段の生活でも馴染みがある“映画”という媒体をとおして、「作る、演じる、伝わる」ということを、自分自身に置き換えながら、“自分”とは?その表現方法とは?を考えます。

■15:10~
講演会開始(学部長あいさつなど)

■15:20~15:50
講師の藤澤浩和監督の初監督作品で、大学生の就職活動を題材に作られた短編映画『嘘々実実(きょきょじつじつ)』を上映。
※ 作品『嘘々実実(きょきょじつじつ)』の詳細は、上記写真をクリックしてください。

■15:50~17:00
藤澤浩和監督、永田琴監督、三谷氏と参加者によるセッション。上映した『嘘々実実(きょきょじつじつ』の内容を題材に、以下に記載している「開催のねらい」についてお話しいただきます。

開催のねらい

単なる講演会・映画上映会ではありません。

講師でお越しいただく藤澤浩和監督の初監督作品で、大学生の就職活動を題材に作られた短編映画『嘘々実実(きょきょじつじつ)』を上映し、映画という媒体をとおして「作る、演じる、伝わる」ということを、自分自身に置き換えながら、“自分とは何か”“自分を表現すること”の大切さを難しさを感じ、将来なりいたい姿に近づくために、学生時代に今やるべきことは何かを、講師の方々と一緒に考えます。

映画を作り上げて行くことの楽しみとむずかしさ。その映画を世の中に認知してもらうための工夫と努力。これらは、学生のみなさんがこれから作り上げていく“就職活動と今後のキャリアプラン”に置き換えて考えることができるかもしれません。

大学卒業後の姿を想像することは難しいですが、卒業後、映画の世界に飛び出し、映画監督として、プロデューサーとして活躍中の講師の“活力”をご覧いただき、学生皆さんが持っている可能性を認知してほしいと思います。就職活動前の学生はぜひご参加ください。

その他、映画の魅力や映画業界の方にしかわからない製作現場の裏話、映画の今後の展望なども、映画監督、プロデューサーとしての立場でそれぞれ語っていただく予定です。

講師紹介

三谷 一夫 氏

■プロデューサー/映画24区代表
三谷 一夫(みたに かずお)

1975年兵庫県生まれ。関西学院大学経済学部卒業。
株式会社映画24区代表。映画プロデューサー。関西学院大学を卒業後、10年間東京三菱銀行にてエンタメ系企業の支援に従事。その後、『パッチギ!』『フラガール』を生んだ映画会社シネカノンの経営に参画し企業再生を成立。09年に「映画人の育成」「意欲的な映画づくり」を掲げて「映画24区」を設立。気鋭の映画監督と新人の俳優や脚本家を積極的に起用した映画をこれまで7本製作。11年、庄内キネマ(山形県)、13年、シネマカレッジ京都と、東京以外の地域でも映画人育成拠点の設立に参画。近年の編著書に『俳優の演技訓練〜映画監督は現場で何を教えるか~(2013年・フィルムアート社)』がある。

(株)映画24区ホームページ (http://eiga24ku.jp/)

映画俳優・脚本家・地域プロデューサーを育てる「映画24区ワークショップ」 (http://eiga24ku-workshop.jp/)

永田 琴 氏

■映画監督。代表作:『Little DJ~小さな恋の物語』『渋谷区円山町』
永田 琴(ながた こと)

1971年生まれ。関西学院大学商学部卒業。
岩井俊二監督作品(『リリイ・シュシュのすべて』他)をはじめ、三枝健起、クリストファー・ ドイル等の多数の映画、TVドラマ、P.V、CFで制作、助監督を務める。 2001年よりフリーのディレクターとして映画だけにかかわらずCM、PV等多岐にわたって企画・演出を始める。2004年『恋文日和』(オムニバス映画)で劇場公開デビュー。2007年『渋谷区円山町』、『Little DJ~小さな恋の物語』(20回東京国際映画祭正式招待作品)が公開。資生堂主催の企画展『スクリーンのなかの銀座』(2007年ハウスオブシセイドウにて開催)に於いても短篇『WOMAN』を出展。その他、東野圭吾『分身』(長澤まさみ主演)、ワコールWEB短篇連載『下着にまつわる物語』など。子どものコミュニケーション能力の上達を目的に、子ども映画ワークショップ「えいがっこ!」を主催するなど、多岐にわたり活動中。

KOTO NAGATA official website (http://www.kotonagata.com/)

永田監督が活動されている子供への教育に関するインタビュー (http://www.mahounoefude.com/archives/1133)

藤澤 浩和 氏

■映画監督。代表作:『嘘々実実』
藤澤 浩和(ふじさわ ひろかず)

1981年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。
大学在学中から自主映画を制作する。卒業後『パッチギ!』(監督:井筒和幸)にボランティアスタッフとして参加。その後上京し、助監督として崔洋一、金子修介、深作健太、矢口史靖、ミシェル・ゴンドリーなど多くの監督のもとで経験を積む。ロボジーサイドストーリー「誘拐バースデイ」、文化庁若手映画作家育成プロジェクトで35mmフィルム作品「嘘々実実」を監督。最新作『砂をつかんで立ち上がれ』が現在公開中。

藤澤監督 紹介記事・文化庁月報(平成25年11月号 No.542より) (http://www.bunka.go.jp/publish/bunkachou_geppou/2013_11/series_12/series_12.html)

藤澤監督 最新作『砂をつかんで立ち上がれ』 (http://eiga24ku.jp/projects/sunawotsukande.html)

問い合わせ先

経済学部事務室(TEL:0798-54-6204)(メール: econ@kwansei.ac.jp

【チラシ】経済学部講演会 ~映画を見て考える。“自分”とは?その“表現方法”とは?~PDFファイル   [ 208.59KB ]