「われら関学経済人」 津村 慎一 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2013年7月9日   更新  ]

われら関学経済人

津村さん

  
  【卒業年月】 2000年3月
  【名前】 津村 慎一(ツムラ シンイチ)
  【出身高校名】 大阪府立生野高等学校
  【研究演習名】 野村 宗訓 教授
  【勤務先】 日本政策金融公庫

  ※本ページの内容は2013年7月現在のものです。

Q1

 

卒業後、当時の国民生活金融公庫(2010年に政府系金融機関の統合により現在は日本政策金融公庫 国民生活事業)に入社し、主に小企業向けの融資業務に携わってまいりました。取り扱う業種は製造業、卸小売業、建設業、サービス業など多岐に渡ります。日本の企業の約99%を占める零細企業、中小企業に対して面談調査、訪問調査を実施し融資支援する業務を行ってきました。入庫後はほぼ4年周期で3支店(十三、甲府、姫路の各支店)を経験し、本店(海外支援グループ)に異動した後、2013年の4月よりタイにある当庫バンコク駐在員事務所に赴任しました。
現在では、日本の中小企業が東南アジアに進出するための情報提供や、日本企業の現地法人との交流、情報交換を通じて経営課題の解決につなげる仕事を行っています。また、海外の現地法人の資金ニーズを発掘するなど幅広く業務を行っています。海外でしか分からない情報などに触れる機会も多く毎日が新鮮です。

Q2

サークル、アルバイトもする一般的な学生だったような気がします。ミクロ経済学、マクロ経済学とも数学の知識が必要であると感じていたのですが、あまり興味がもてず苦労した記憶があります。2年から3年時にかけてイギリスの大学に認定留学する機会があり、海外で勉強できたことはいい思い出です。その時の英語力のブラッシュアップが現在の海外勤務に役立っています。また、3年、4年時のゼミ(研究演習)では野村教授のゼミを専攻し、規制緩和(電力の発送電分離、空港改革)に関する勉強をしました。福島の原発事故以降、電力に関する関心が高まる状況を目のあたりにして、学生時代に学んだことを思い出しました。3年時に学部内のデイベートや慶応義塾大学との対外デイベートなどゼミ活動については特に印象が残っています。

Q3

 

経済学部でとりあげる内容は実際の社会で役に立つ有用な情報がふんだんに含まれています。当学部では海外、日本を含めて現在の経済が抱える問題点をわかりやすく取り上げられており、知的好奇心が満たされる環境が十分整っていると感じます。また、経済学部といっても、ミクロ経済学、マクロ経済学、金融、財政学、統計学など多岐にわたるので、是非その中から興味の持つ分野を掘り下げていってほしいと思います。学部生の関心事といえば来るべく就職活動ですが、勉強したことは面接で役立ちます。あと、英語以外の言語の学習もしてほしいです。英語プラスアルファで他の言語がそこそこできると他の学生にはない強みになります。また、学生時代はまとまった時間が取れる機会です。海外留学(一か月程度の期間でも)してほしいと思います。社会人になるとそんな時間はとれないですから。

Q4

キャンパスの美しい姿にあこがれて、とりあえずどの学部であっても関学に入学したい、そんな風に考える高校生の方も多いと思います。どの学部とはいわず経済学部を志望してください。実際の社会で起きている経済問題を勉強することができます。実際に入学してみるとふだんは素通りしていた新聞記事もよくよくみると授業でとりあげられていることが分かるはずです。また、当学部では語学の研修にも力を入れているので、英語の他、フランス語、ドイツ語、中国語なども身につけたいという人には経済学部を志望してほしいです。グローバルな知識を習得できる環境としては、十分整っていると思います。そんなことないでしょう、と思ったあなた、だまされたと思って入学してください。恵まれた環境に驚くはずです。ただ、最終的に、その環境を生かすかどうかはみなさん次第です。