「われら関学経済人」 今村 明則 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2013年1月9日   更新  ]

~関学経済学部生からのメッセージ~「われら関学経済人」

今村 明則さん(1999年卒)

      
【卒業年月】 1999年3月
【名前】 今村 明則(イマムラ アキノリ)
【出身高校名】 私立摂陵高校(現:早稲田摂稜高校)
【基礎演習名】 春井 久志 教授
【研究演習名】 利光 強 教授
【勤務先】 エン・ジャパン株式会社 新卒採用支援事業部 企画部 就活サポートグループ マネージャー

※本ページの内容は2013年1月現在のものです。

これまでどんな仕事をされてきましたか?

入社後、営業的な仕事を約半年、社内SEを数カ月担当した後、新卒採用領域事業の企画部で仕事をしています。10年ほど所属は一緒ですが、担当している仕事は様々です。新卒採用の就職情報サイト立ち上げ(運用、企業やユーザーのサポート、求人広告の規定作成・原稿審査、サイト編集など)、採用活動のコンサルティング、大学のキャリアセンター主催の就職支援セミナーや、自社イベントの企画運営など。サービスの立ち上げメンバーとして、様々な仕事を担当できたのはラッキーでした。何も決まってないし、誰しもが知識・経験が不足している状態だったので、自分の実力に関係なく裁量を与えてもらい、色んな仕事に挑戦できました。9年ほど東京本社で勤務していましたが、縁あって昨年に地元の関西に戻ってきました。大阪のオフィスから、東京や名古屋拠点のグループメンバーのマネージメントをやらせていただいていますが、これも、弊社で初の事例として挑戦させてもらっています。そんなこんなで、私のキャリアは正に「偶然の積み重ね」。自分が学生時代に想像していたものと180度違っていて、面白いです。

経済学部ではどんな学生でしたか?

特に目立つわけでもなく、ごく平凡な関学生の1人だったと思います。1年生のゼミで知り合った友人と気が合い、同じサークルに入って、卒業するまでの4年間、多くの時間を一緒に過ごしていましたね。所属サークルは在籍数が100人程度の大きな規模でしたので、同じ関学生といえど色んなタイプの人がいて刺激的でした。あとは音楽と洋服が好きで、相当な時間とお金を費やしていました(笑)。学生だったからこそ、できたことだと思います。学んだことですが、今振り返ると、具体的な研究内容というより、様々な授業を通じて『自分で考えること』の重要性を学んでいたように感じます。ミクロ・マクロ両方の視点で経済を考える。つまり、個人の幸福と社会の在り方のバランスを考えるとなると、一つのテーマでは終わらず、様々なものが学びの対象になってきますので、正解を暗記する“作業”ではなく、点在する知識を繋げて、自分なりに、どんな線を描くか?を考えることが求められます。正直に言うと、私は決して勉強熱心な学生ではありませんでしたが、日々仕事をしている中で、実は大学で学んでいたことが社会人としての基礎を形作っているんだと感じています。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

仕事柄、就職に携わっていますので、その観点で書かせてもらいます。就職に関しては、多くの企業はみなさんに期待を寄せていると思います。しかし、社会に出てからは「関学経済卒」かどうかは、あまり関係がありません。問われるのは、あなたの中身そのものです。その企業で活躍しない人材は、何大学を卒業しても厳しい評価です。大学生活では、自分の裁量で自由に使える時間がたくさんあります。学業や学生生活を通じて、自分を成長させることもできれば、目的や目標が曖昧な状態で4年間を過ごすこともできます。それは、自分自身で選択することです。ぜひ、社会に出た後のことを踏まえて、有意義な時間を過ごしてください。勉強でも遊びでも趣味でも、何でも良いので、全力で打ち込めるものを見つけ、時に憂鬱になるくらいに、やりきって欲しいです。自分が「できる範囲」を超えて、何かに取り組めば、その分だけ成長できます。その幅や深さこそが、みなさんの個性や強みを作り、社会で活躍する土台になります。土台さえあれば、就活のために特別な何かをする必要なんて、全くありませんよ。

これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

合格(入学)をゴールにせず、ぜひ大学生活で何をしたいか?を考えてみてください。経済学は恐らく具体的な内容をイメージしづらいと思うので、大枠でも構いません。経済を学ぶことで、自分はどうなりたいのか?を想像してみてください。少しでも知りたいこと、追いかけてみたいことがあれば、トライする価値があると思います。現在、世の中は変化のスピードや振れ幅が大きくなってきていますが、その中でも、経済問題は非常に重要なテーマです。おそらく、理論や過去の事例研究では説明できないことも増えてきます。ただし、授業がムダということではありません。関学の経済学部には、優れた教授がたくさんいらっしゃいます。まずは基礎を丁寧に学び、また興味があれば、授業の枠を超えて学ぶことも可能だと思います。また、勉強だけでなく、人生について夜通し語れる仲間もきっと見つかるはず。そんな環境で、4年間過ごして欲しいです。私は、仕事で三都市圏の大学を中心に、100校以上に訪問していますが、その中でも、関学は素晴らしい大学です。自分がもう一度学生に戻ったとしても、やはり関学を志望すると思います。