世界を舞台に働く先輩からのメッセージ
[ 編集者:経済学部・経済学研究科 2012年10月9日 更新 ]
野村宗訓教授の大学時代の同級生で、現在、大手家電メーカーで勤務されている経済学部の卒業生が、野村ゼミ(研究演習Ⅰ)の授業に参加し、家電メーカーの現状や今後の展望などについて、学生と議論を交わしました。また、ドイツ、アメリカ、イギリスでの海外勤務20年以上のご経験から、外国人とのコミュニケーションの心構えも伝えていただきました。
日本の家電メーカーについて「どの家電メーカーも今は苦しく過渡期。ただ、テレビを例に出せば、各社それぞれのこだわりを持ちながらも、今後はネットワークとどのようにつなげるかが鍵になる。2、3年で変わってくる」と力を込められました。
また、英語については「英語をコミュニケーションの一つの道具として考える。そのスキルを磨くことはとても重要ではあるが、外国人と話をするときに不安にならないこと、堂々とすることが大切。そのためには、まずは日本語で理論立てた話の組み立てができないとダメ。目的に向かって筋道を立てて話をすることができなければ、いくら流暢な英語が話せても相手には何も伝わらない」とアドバイスをいただきました。
世界を舞台にご活躍中の先輩のメッセージに学生たちは聞き入っていました。