留学中の学生インタビュー 宗實 政樹 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2012年4月5日   更新  ]

宗實さん(グランドキャ二オンにて)


   宗實 政樹
   (ムネザネ マサキ)   
   (経済学部3年生)
   
 【留学先】 
  ピッツァー大学(アメリカ)
 【プログラム】
  交換留学
 (2011年8月~2012年5月)

留学中の喜怒哀楽や困ったことは?

宗實さん

『困』
人生初のアホキャラと凹むほど、他国の留学生のレベルの高さに圧倒され、自分の英語に「困」惑しました。
『怒』
一般的に外国人は時間にルーズ(どころではない)。日本人は待ち合わせ時間までに到着しますが、常識は通用しません。フットサル大会にアメリカ人と出場するため、張り切って会場へ。チームメイトは誰も到着しておらず、電話をすると、まさかの全員が寝坊。結局大会には出られず、「怒」ったものの憤りを通り越し飽きれてしまいました。
『楽』
円高のおかげもあり、ショッピングはとても「楽」しいです。アウトレットをよく利用します。ただし、サイズが大きいので自分のサイズを探すのは大変です。
『哀』
私の留学期間は二学期ですが、半数の留学生は一学期のみです。学期末のハウスパーティーでは泣く子もいて、やはり友達との別れは「哀」しいです。
『喜』
もちろん、アメリカという地で世界各国からの学生と友達になれたのは、紛れもなく留学を通して一番の「喜」びです。

留学先でできた友人とどのようなコミュニケーションをとっていますか?

サッカーを楽しむ宗實さん

まず、私のコミュニケーションの手段はずばりサッカーです。オリエンテーション初日、他国の交換留学生の流暢な英語に圧倒されていた時、仲良くなれるきっかけが休憩時間のサッカーでした。その後も体育のサッカーのおかげでどんどん友達が増えました。スポーツは国境を超えると言いますが、幼いころから続けてきたサッカーを通し、まさにそれを実感しています。
そして、いつも十人余りで談笑しながら、昼・夕食を取ります。その時に一番盛り上がるのは互いの言語を教え合うことです。オランダの女の子は私を見る度、私が教えた通り「カッコイイ」と言ってくれます。言うまでもなく下ネタを話すと打ち解けやすくなります。

1週間の生活を簡単に教えてください。

Halloween

キャンパス内の寮に住んでおり、自室から授業や食事に向かいます。
平日は膨大な予習復習、宿題をこなすために自室で勉強をします。カリフォルニアの太陽の下、芝生の上に寝そべり、教科書を読むこともあります。暑い日には女の子はビキニです。毎食、食堂ですが、他大学(五つの大学が隣接している)の食堂でも食べられるので飽きません。夕方から集まってサッカーをすることもあります。
休日は、友達とLAまで遊びに行ったり、買い物したり、パーティーに行ったりします(水曜日から土曜日まではキャンパス内でパーティーが開かれます)。アメリカに来てから、暇を持て余す事はなく、充実した日々を送っています。

ピッツァー大学の噴水

留学をするために大切な準備は?

友人と食堂で

「自己表現の力」です。アメリカの授業は、ほとんどがディスカッション形式を取ります。日本での講義形式とは異なり、教授はWhy? What? と質問するのです。いきなり自分の考えを問われ、意見を瞬時にまとめ、しかも英語で述べるのは非常に困難です。常日頃から自分の意見を持ち、考え行動することは、留学先で役に立ちます。

ブロードウェイにて

留学で得たものは?帰国後は、その経験をどういかしたいですか?

メキシコ・テオティワカンにて

「英語力」はもちろんですが、まずあげたいのは「行動力」です。アメリカは自由の国と称されますが、裏を返すとすべては自己責任。聞いていなかったでは済まされず、わからなければ、もう一度聞きに行ったり、自分の力で調べ、解決しなければなりません。
二つ目は「多様な価値観」です。友達は数十カ国出身、年齢も人種も様々で、まるでプチ国連のようです。それだけの価値観が存在するということです。これまでの自分の視野が、どれだけ狭いものだったかを痛感しています。他国の学生に囲まれる事で、今では自己主張の重要性を再確認しています。
三つ目は「自分自身を見つめなおす時間」です。意識もレベルも高い友達との出会いは刺激になっています。一人で過ごす時間も多く、自分の過去、現在、未来について深く考えるようになりました。
他にも「度胸」「自立心」「コミュニケーション能力」を得たおかげで、冬休みには一ヶ月東海岸を、春休みには十日ほどメキシコを一人旅することが出来ました。

アメリカで日々思うのが、自らの無知。自国の政治、経済、宗教、文化、言語などについてさえも充分には知りません。他国の友人からすると、私=日本と感じるかもしれません。それにより如何に自国を知ることが大切かわかりました。また、客観的に日本を見ることで、日本の良さにも気付きました。帰国後は、日本についてもっと学び、様々な知識を得ることが、国内外で活躍するためには必須だと感じます。
関学への留学生ともっと異文化交流したいです。自分を高めるためもありますが、アメリカでお世話になった恩返しの意味もあります(余談ではありますが、困っている外国人を英語で助けられたらかなりカッコいいと思います)。将来はこの留学経験を生かし、自分らしく実り多い人生にしたいです。