東北地方太平洋沖地震復興 ボランティアに参加(栗田ゼミ)

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2011年11月17日   更新  ]



栗田ゼミ(研究演習入門)は、2011年11月初旬東北地方太平洋沖地震復興ボランティアに参加しました。「自分が震災やボランティアについてぜんぜん理解ができていないということがボランティアに参加する前の下調べで分りました」永合美香(なごう みか)さん も語るように多くの栗田ゼミの研究演習入門生が、初めてのボランティア活動という状況の中、宮城県東松島市へ向かいました。

栗田ゼミ ボランティアの様子

ボランティアの様子

栗田ゼミ 研究演習入門生に今回のボランティア経験で感じた「気づき」について語ってもらいました。

●仙台から離れていくにつれて震災の被害が少しずつ垣間見られ、崩壊した建物がそのままになっており、ひとけもありませんでした。これが現実なのか、これが本当に日本で起きている事なのか、と驚きのあまり放心状態になりました。中にはカメラで写真をとる子もいましたが、私はこの現状を少しでも自分に刻み込もうと思い、写真はほとんど撮りませんでした。自分がボランティアの一員として東北の役に立てたかどうかは分かりません。自分の無力さも感じましたし、もどかしい気持ちにもなりました。しかしこの機会がなければ、私はこの現状を知らずに過ごしていたでしょうし、この現実を見られただけでも自分にとって大きなプラスになると受け止めようと思います。(西村 早織さん)


●最近の報道では復興が進んでいることが言われているが、足を運んでみて確かに仙台などの都市部は復興されているが、都市から少し離れていくと一向に復興が進んでいないことが分かった。よく言われることではあるがどの情報が正しくてどの情報が正しくないのかを自分の中で取捨選択することが重要なのだと思いました。また、ボランティアというのは継続的に行うことが必要だと感じました。(井戸 友貴さん)


●1日目に行ったボランティア作業は浜辺のゴミ拾いでした。しかし、その浜辺は見た目はとてもきれいでごみが落ちてないように見えました。私たちに付き添ってくれていたスタッフさんが「子供たちが再びこの浜辺で遊べるように危険な破片などを全て取り去りたい」とおっしゃっていました。その言葉を聞きもう一度目を凝らして浜辺を見てみれば、ガラスの破片など危険物がたくさんおちていました。しかし、その中には津波が来てひいたときに一緒に流れてであろう、子供茶碗のかけらなどもありました。そのかけらを見たときに、私達が住んでいる地域の海は、津波も来ていないのに自分たちの状況に甘えて、たくさんのごみを落としていることに憤りを感じました。たぶんこのボランティアツアーに参加しなければ、そのような憤りも感じることなく、ただ汚れているなあと思って過ごしていただけだと思います。この憤りを感じれたことが私にとって何かの一歩を踏み出すものになると思いました。(吉森 早苗さん)

●私がこのボランティアツアーに参加して学んだことは、続けるということの大切さです。継続的に支援を続けることの大切さを改めて感じさせられました。継続は力なりといいますが、まさにその通りです。スポーツにおいても何か習い事においても、ずっと続けてやることで、強くなれます。うまくなれます。今回の震災も、風化することなく、支援を続けることができれば、より早く復興に近づけると私は感じました。また、今回の震災は東北の人達だけの問題ではなく、日本全体の問題であり、日本全体で協力しなければならいことであると思います。帰ってきて約2週間がたちましたが、私は、サークルを通じ募金活動を続けています。そして、これからも継続的に支援していきたいと思います。また、できるならばもう一度東松島市やその他の地域にも訪れ、活動を行えたらなと思っています。今回、このツアーに参加して本当によかったなと思いました。(松嶋 大祐さん)

栗田先生とゼミ生

今回のボランティア活動でお世話になった、山口スティーブさん(株式会社トラベル東北社長)とスタッフの皆さん、現地(宮戸島月浜)の皆さん、ボランティアツアーに参加された方々と栗田ゼミの皆さん