[ 経済学部 ]3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

Kwansei コンピテンシーの獲得を念頭において、経済学部の DP を以下のとおり定める。

【関心・意欲】
●世界の様々な地域の人々や文化への共感する力を持っている。
●他者と協力し、社会に貢献しようという意欲を持っている。

【知識・理解】
●経済学の基本的な概念と理論的・歴史的な経済学的思考力を身につけている。
●日本や世界の経済事情、歴史、言語や文化、そして宗教に関する基本的な知識を身につけてい
る。

【技能・表現】
●基本的な情報処理技術に基づいた、経済データ分析能力を備えている。
●日本語および1つ以上の外国語の修得に基づいた、コミュニケーション能力を備えている。

【判断・問題解決】
●経済学的思考力に基づいた、現実の社会や経済の事象についての判断能力を備えている。
●現実の社会や経済のなかで課題を発見し、解決する能力を備えている。

力リキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)

2021年度以降入学生

経済学部は、学士(経済学)を授与するにあたり、学生に求める【関心・意欲】、【知識・理解】、【技能・表現】、【判断・問題解決】を育むため、下記のカリキュラムを編成し、これを実施する。

【関心・意欲】
高等学校までの中等教育から大学からの高等教育へ繋ぐ導入教育科目、健康な心身を育み世界の様々な地域の人々や文化を学びそれへの共感を醸成するための言語教育科目を配置する。また、本学のキリスト教主義の礎となるキリスト教科目、基盤・学際科目、および、経済学以外の様々な学問分野の基礎を学ぶ他学部開設専門教育科目から構成される総合教育科目を配置する。

【知識・理解】
日本や世界の経済事情、歴史、言語や文化、そして宗教に関する基本的な知識を身につけるための言語教育科目。また、本学のキリスト教主義の礎となるキリスト教科目、基盤・学際科目、他学部開設専門教育科目を配置する。これらの幅広い基礎学力の上に、経済学の基本的な概念や経済・社会の歴史的視点を理解し、経済学的思考力を身につけるため、基礎、標準、応用へと経済学諸分野を発展的に学び、深めるために体系的に配置された「専門導入科目」「専門基礎科目」「専門科目」を配置し、学生に体系的履修を促すための履修モデルを示す。

【技能・表現】
初年次に学部生全員が履修する少人数の経済学入門、経済学に必要な基礎的な数学、情報処理に関連する科目、母国語・外国語によるコミュニケーション能力を育む言語教育科目を配置し、それらを基盤として、より高度な経済学を段階的に習得すべく、プレ演習、専門演習、卒業研究演習を配置する。

【判断・問題解決】
経済学の専門的知識・理解を相互に関連付け考える力を涵養するための少人数による専門演習、卒業研究演習を配置する。

2013~2020年度入学生

経済学部は、経済学士を授与するにあたり、学生に求める【関心・意欲】、【知識・理解】、【技能・表現】、【判断・問題解決】を育むため、下記のカリキュラムを編成し、これを実施する。

【関心・意欲】
高等学校までの中等教育から大学からの高等教育へ繋ぐ導入教育科目、健康な心身を育み世界の様々な地域の人々や文化を学びそれへの共感を醸成するための言語教育科目を配置する。また、本学のキリスト教主義の礎となるキリスト教科目、学際・連携科目、および、経済学以外の様々な学問分野の基礎を学ぶ他学部開設専門教育科目から構成される総合教育科目を配置する。

【知識・理解】
日本や世界の経済事情、歴史、言語や文化、そして宗教に関する基本的な知識を身につけるための言語教育科目。また、本学のキリスト教主義の礎となるキリスト教科目、学際・連携科目、他学部開設専門教育科目を配置する。これらの幅広い基礎学力の上に、経済学の基本的な概念や経済・社会の歴史的視点を理解し、経済学的思考力を身につけるための「専門基礎科目」を配置する。これは、基礎、標準、応用へと経済学諸分野を発展的に学び、深めるために体系的に配置された基礎科目、入門科目、分析ツール科目からなる。この「専門基礎科目」の履修の上に、多くの学生が履修すべきコース標準科目、さらに発展的な学習を目指す、コース応用科目からなる「専門科目」を配置する。さらに、コースでの学習を相互に関連付けるコース関連科目を配置し、学生に体系的履修を促すための履修モデルを示す。

【技能・表現】
情報処理を基礎とする経済統計やデータ分析能力を育む情報科学科目、分析ツール科目を配置し、また、母国語・外国語によるコミュニケーション能力を育む言語教育科目、中等教育から大学からの高等教育へ繋ぐ導入教育科目、少人数による研究演習科目も含む、コース関連科目を配置する。

【判断・問題解決】
現代の複雑な経済・社会現象を理解し、直面する問題を発見しその解決のための判断能力を育み、学生が自らの生き方や仕事について考える機会をつくるライフデザイン科目を置く。また、コース標準科目、コース応用科目などの「専門科目」、さらには、これらの科目で得た経済学の専門的知識・理解を相互に関連付け考える力を涵養するための少人数による研究演習科目などを配置する。

アドミッション・ポリシー(入学者の受入方針)

わが国を含め世界の政治・経済情勢は大きな変化の時代を迎えています。その一つに、貧困や環境の問題などが挙げられますが、その根本には経済問題があるのは言うまでもありません。
今の時代に大学で経済学を学ぶ意義はきわめて大きいと言えます。同時に、社会や世界の多様な文化や考え方の違いを認識することが大切だと言えます。まさに、激動の世界において活躍できる「世界市民」に求められる資質は、経済学の専門知識だけでなく幅の広い多様な知識としっかりとした価値観を持つことです。