沿革・歴史 History

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2015年3月16日   更新  ]

沿革・歴史 History

 経済学部は、1934(昭和9)年に旧制大学の商経学部として生まれ、日本でも有数の長い歴史と伝統をもった学部です。激動する社会の生みだす新しい課題に取り組みながら、アカデミックな学風と自由闊達な気風とを生み出し、その創造性豊かな研究と教育によって、すぐれた卒業生をこれまで数多く社会に送り出しています。
 
 キリスト教主義に基づく人格の陶冶と経済学の専門知識や経済の背景にあるさまざまな文化やコミュニケーション能力を身につけることを通じて、自分自身を磨ける人間を育てようとしています。このような目的のために、幅広いカリキュラムが体系的に組まれ、より深く学ぶことができるように工夫されています。
 
 時代の流れとともに常にカリキュラムの見直しを行っており、 2012年度においても学生の多様なニーズに応えるための改正を行いました。授業科目は大きく「総合教育科目」「専門教育科目」とから構成されています。経済学部ではこれらの科目を通じて学生に幅広い視野で経済学を学んで欲しいと願っています。
 
 大学における教育・研究の目的は、変動する社会に柔軟に対応していくとともに、そのような世の中の日々の動きに流されない不変なものを追求し、目に見えないものを見る眼を養うことにあります。学生諸君が、このようなアカデミックな学風と自由闊達な気風のもと、人間性豊かな人格的交わりの中で、この目的を達成されることを願っています。


 The School of Economics was first established as a faculty of commerce and economics in the old-system university in 1934, having one of the longest histories and traditions as a faculty in Japan. It has tackled every new challenge that has arisen in our tumultuous society over the years while establishing an academic culture and a free-spirited atmosphere, and its creative research and education has yielded many alumni who have thrived in society.
 The school aims to foster individuals who can continue to better themselves through cultivation of character based on Christian principles, the learning of specialized economic knowledge and the various cultural factors that influence the economy, and acquisition of communication skills. For this purpose, a broad curriculum is systematically constructed for deeper learning.
 The curriculum has been continuously reviewed to keep up with the times; in AY 2012, another revision was conducted to respond to the diverse needs of the students. Subjects are largely divided into general education subjects and major-specific education subjects. The School of Economics urges students to learn economics with a wide perspective through these offered subjects.
 The purpose of university education and research is to foster those who adapt flexibly to the changing society while pursuing things that remain unaltered by the daily trends of the world, and to cultivate the ability to recognize what cannot be seen. The school hopes that students will achieve this goal while thriving in this academic culture and free-spirited atmosphere as well as experiencing deeply enriching relationships with fellow students and staff.

教育について

 第1学年度における専門教育科目では、まず経済学を学ぶための導入科目として、現実経済から経済学を学ぶための「経済と経済学の基礎A・B」「経済の歴史と思想」を学びます。その他にも経済学を学んでいくための基礎科目として「現代経済入門A・B」「経済学のための数学入門」等の科目を設けています。並行して総合教育科目より言語教育科目、キリスト教学などさまざまな科目を学習することになります。
 
 第2学年度より「日本経済と財政・金融」、「日本の企業と家計」、「世界経済の歴史・思想と文化」、「グローバル経済と環境・資源」、「地域政策(経法連携)」という5つのコースの中から各自の関心や進路に応じたコースを選択し、コースにより定められた科目を履修することになります。

ゼミナールについて

ゼミナールの様子

 経済学部では、ゼミナール(ゼミ)と呼ばれる演習科目をとくに重視しています。ゼミは、学生自らが研究テーマを選び、担当教員のアドバイスを受けながら、ディベート、研究報告、論文作成等を通じて自主的に研究を進めていく授業です。このようなゼミが、第1学年度には基礎演習、第2学年度(秋学期)には研究演習入門、第3・4学年度には研究演習Ⅰ・Ⅱとして設けられています。これらに共通する目標は、学生が学問との真の出合いを通じて自らの知的視野を広げていくことにあります。またこれらのゼミは、研究の場であるとともに、同時に教員と学生、学生相互の人格的な交わりの場でもあります。
 
 基礎演習の各ゼミで取り上げられる内容は多岐にわたっています。読書や討論、口頭発表やリポート作成などを通じて、問題発見力・論理的思考力・豊かな想像力・建設的な批判力・問題解決力・プレゼンテーション力を養うよう指導されます。研究演習入門および研究演習では2年半を通じて自ら選んだテーマにそって研究を深めていき、卒業論文にその成果をまとめることになります。

論文賞について

 学生の自発的な学習、研究意欲の高まりを願って、経済学部では3つの論文賞を設けています。基礎演習論文奨励賞(基礎演習の各ゼミから1名)、優秀卒業論文賞(研究演習Ⅱの各ゼミから1組)、学生が自由に応募できる懸賞論文です。