基礎演習について

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2018年6月8日   更新  ]

経済学を学ぶ準備段階。幅広い視野と基礎力を身につける。

授業風景

-基礎演習は、経済学部に入学するすべての学生が1年生時に履修-
高校までの勉強と違い、大学での学びは自主性を尊重した授業がほとんど。そのため、各人それぞれが学習する姿勢を身につける必要があります。

基礎演習では、読書や討論、口頭発表、レポート作成などの方法を少人数制で学んでいきます。これらの学びを通じて、問題発見力や理論的思考、豊かな表現力、建設的な批判力、問題解決力などを養っていきます。

また、受身ではなく自分から積極的に授業に参加し、次のスキルの習得も目指します。
1)図書館やインターネットを活用して文献検索や資料収集をする。
2)テーマを考え自分が何に興味があるのかを考える。
3)大学生として必要不可欠なスキルであるレジュメ(パワーポイント)の作成法を学ぶ。
4)「自分が言いたいことをいかにして相手に上手く伝えるか」を考え、プレゼンテーション能力を磨く。
5)発表後の質疑応答はどうあるべきかを考える。
6)決められた書式に従ってレポートを作成する。

スポーツ大会への参加

スポーツ大会

-スポーツで親睦を深め、チーム力を高める-
毎年、5月中旬にある「スポーツ大会」に、基礎演習の全ゼミナールが参加します。種目はバレーボールで、ゼミナール対抗で競い合います。入学して間もない時期の開催になるので、大会までの練習や試合、当日の応援などを通して親睦を深めることができます。今後の学びに活かすという、少人数制教育の基本となるチーム力も養っています。

また、スポーツ大会以外にも、ゼミ生との仲を深めるために懇親会を実施するゼミもあります。様々な価値観やバックグラウンドを持った学生と親交を深めることで他者理解の気持ちを学びます。また、懇親会などは先生が主催するのではなく、学生たちが自ら企画、実行をしていきます。こういった「遊び」の中からも自主性や協調性を養います。

ディベート大会への参加

-準備段階からゼミナールで支え合い、チーム力を活かす-
毎年、11月上旬にある「ディベート大会(インターゼミナール大会)」に、基礎演習の全ゼミナールが参加します。ディベートで大切なものはチームワーク。誰が何を担当するのか、どの資料を集めるかなど、ゼミナール全体で協力して取り組みます。一人で何かをやるには限界がありますが、チームで取り組むことで知識が増え、考えも深まります。1年間かけ高めてきたゼミナールのチーム力を活かして大会に臨みます。