ジョイント・ディグリー制度利用の卒業生からのメッセージ 阿武 晃治さん
[ 編集者:経済学部・経済学研究科 2011年4月18日 更新 ]
阿武 晃治さん
2010年3月に1つ目の学部、経済学部を早期卒業。同年4月にジョイント・ディグリー制度を利用して、法学部(4年生)に編入学。2011年3月に2つ目の学部、法学部を卒業。現在、株式会社三井住友銀行で勤務。
ジョイント・ディグリー(以降JD)をやろうと決めたのはいつ頃ですか?
大学1先生の時、説明会を聞いてからです。もともと法学部にも興味を持っていたこと、どうせなら面白いことをしてみたいという理由で取り組むことを決めました。
編入先として法学部を選んだポイントは?
上記のように、もともと法学部にも興味があったことと、社会人となって、経済活動をするうえで法律は必ず必要になるもので、役に立つと思ったからです。
JDをしてよかったこと、自信になったことは?
努力する力がついたこと、体系的な考え方が出来るようになったことです。あと、遊びたいことを我慢するチカラ。周りの友人が遊んでる時には、まだ2つ目の学部の単位が残っているので、就職活動後は本当に辛かったです。
JDでの苦労話は?
やはり、就職活動がなかなか始められなかったことです。
3年生の秋学期は、1つ目の学部の卒業の山場になるので、就職活動よりもまず単位取得が優先でした。そのため、就職活動を始めるのが2月からになり、不安でいっぱいでした。
JDはどういう方におすすめできますか?
やる気のある人ならだれでも!
一度取り組んでしまえば、途中で諦めるのは、もったいなくなって最後までやり抜くしかなくなります。少しでもやる気があれば飛び込んでみること。これに尽きると思います。
今後、JDの経験をどのように生かしていきたいですか?
JDを通じて一番磨かれたのは、知識や学力ではなく、努力する力だと思います。どんな立場に立たされても、現状で自分の力が足りてないなら努力で補う。どんなところに行っても、それだけは変わらないと思います。