留学中の学生インタビュー 矢野 真衣さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2011年5月11日   更新 ]
矢野真衣さん(写真左側から2人目)

   矢野 真衣
   (経済学部3回生)
   
   【留学先】 
    オスロ大学(ノルウェー)
   【プログラム】
    交換留学(2010年8月~2011年6月)

留学中の喜怒哀楽や困ったことは?

課題提出後、返却時に、「うーん。これじゃまずいね。君はみんなのレベルからすると底辺にいるよ」とサラッときついことを言いつつも、個別指導で何時間もかけて、私のために時間を惜しまず丁寧に教わったことが一番印象に残っています。もちろん今となっては笑い話ですが、あの時は半泣き状態でした。海外では日本のように遠まわしではなくはっきりと意見を言われるので、「へこたれない!」という気持ちが必要かと思います・・・。一方、自分の意見を求められることも多いので、しっかりとした考えを持っていないと「何がしたいんだよ~」という顔をされますので、ご注意を。

留学先できた友人とどのようなコミュニケーションをとっていますか?

仲のよいノルウェー人の家族との写真(右端が矢野さん)

ほとんど日本の友人と変わりありません。キャンパスで時間をともにしたり、ショッピングにで出かけたり。といったような感じです。
留学ならでは!と思うことは、夕食を一緒に作って食べて、コーヒーを片手に語り合ったり、映画を見たりすることですね。また、ノルウェーならでは!と思うことは、週末、ハイキングに出かけたり、湖の周りを散歩したりすることです!夏はバーベキュー、ハイキング、冬はソリ、スケート、スキーを楽しんでいました!
ノルウェーは冬が長いですが、こういったアクティビティーを通してちゃんと季節を感じることができます。

1週間の生活を簡単に教えてください。

<月曜日~金曜日>
朝7時起床:ニュースチェック!(朝一番にする習慣です)支度後、学校へ。 

日中:授業または図書館で学習/グループスタディー(夕方:ジムで適度な運動)

夜:学習またはリラックス

<土曜日・日曜日>
ノルウェーでのアクティビティ(ハイキングやスキー)、友人と夕飯、映画鑑賞、ショッピング等 

※早い時には朝の8時から、遅い時には夜8時まで授業がバラバラにあり大まかなスケジュールです。授業自体の時間数はかなり少なめですが、その分自主学習する量が多いです。

留学をするために大切な準備は?

英語は言うまでもありません。英語で他の科目を勉強することは想像の倍以上に難しいものです。そのほかに大切なことと言えば「やり通す!」という高いモチベーションです。それさえあれば、山あり谷ありの留学生活も、最後まで全うすることができると確信しています。

留学で得たものは?帰国後は、その経験をどういかしたいですか?

フィヨルドの出発点(ヒルケネス)の写真

コミュニケーション能力は確実に上がったと実感しています。オスロ大学は様々な国、地域から集まる留学生が大勢いるので、その分人々のバリエーションも豊富です。新しい発見が尽きません。 また、私は持ち前の笑顔と元気をさらにこちらで磨くことができました。ちょっとのことではへこたれません。また、不思議なことに、勉強が前より好きになりました。海外の学生の勉強意欲には驚かされます。自分もやらなければ、という環境がそうさせたのかもしれません。

まず、この勉学に対する高い意欲を、日本の大学でも、持ち続けていきたいと思います。こちらに来て感じたことは様々です。もっと異文化交流を深めて、多くの人とコミュニケーションしたい!専門分野の知識を深めたい!など、野望は多くあります。また、日本での些細な活動(学校/日常生活・サークル活動等)を通して自分自身をより自分らしく表現し、行動力が備わった、魅力的な大人になりたいです。