「われら関学経済人」 中村 友美 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2015年1月15日   更新  ]

中村 友美

【卒業年月】 2007年3月
【名前】中村 友美 (ナカムラ ユミ)
【年齢】 26歳
【出身高校名】私立甲南女子高等学校
【基礎演習名】大高 博美 教授
【研究演習名】春井 久志 教授
【勤務先】 株式会社三井住友銀行
      人事部 採用キャリア開発グループ

※ 本ページの内容は2011年2月現在のものです。

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これまでどんな仕事をしてきましたか?

 現在入行して4年目です。入行後2年間は支店で窓口業務知識や融資業務を通じて銀行員の基礎となる知識を身につけ、3年目からはファイナンシャルコンサルタントとして富裕層と呼ばれる資産をお持ちのお客さまを担当していました。お客さまの人生設計や、夢を実現するためのコンサルティングを行っていました。現在は人事部で新卒採用の担当をしています。
 ファイナンシャルコンサルタントをしていた頃は、お客さまの人生に深く関わり、お客さまの夢を実現するための様々な提案をしていました。担当者として、お客さまとの距離を近づけ、心から「ありがとう」と言って頂けることがやりがいでした。現在の人事部では、セミナー等を通じて学生の皆さんへ三井住友銀行の業務内容や魅力を伝え、学生の皆さんから「三井住友銀行で中村さんと一緒に働きたい!」と言って頂けることがやりがいです。将来は、様々な経験を積み、課長や支店長といった役職者になりマネジメントをしたいと思っています。お客さま・同僚から信頼される、魅力のある人間になることが私の夢です。

経済学部ではどんな学生でしたか?また、どんなことを学びましたか?

 一言でいうと社交的な学生でした。経済学部では基礎演習、研究演習の仲間とよく集まりディベート大会や研究発表の準備を通じて親交を深めていました。1つのことに対してみんなで意見を出し合う機会も多いため、様々な視点から物事を見るようになり、また自分自身と異なる意見を受け入れることを学べたと思います。
 また、学生時代は交友関係を広く持ちたいとの思いから、テニスサークルに所属し、経済学部に留まらず様々な人と知り合いました。サークル活動では学部・先輩・後輩関係なく仲良くなり、テニスの試合ではサークルを超えて交流の輪を広げていました。一生懸命テニスをして、一生懸命遊び、一生懸命勉強をする。メリハリをつけることでさらに充実した学生生活を送ることができたと思います。学生時代の友人とは勤め先は違うものの今でもよく会い近況報告などしています。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

 関西学院大学で過ごした4年間は本当にあっという間でした。特に経済学部では社会に出てから必要になる経済や金融の基本的な知識をまなぶことが出来ます。皆さんも今は勉強していることが今後の役に立つかどうか、なかなか想像できないと思いますが、社会に出て初めて大学時代の勉強の大切さがわかると思います。学生時代の「今しか出来ないこと」が何かを自分自身で考え、1日1日を精一杯楽しみ、卒業する時に「悔いはない!」と胸を張っていえるような公私共に充実した学生生活を過ごして頂きたいと思います。

これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

 私が経済学部を志望した理由に、「社会人になるにあたり、経済全体の仕組みを学びたい」という気持ちがありました。もちろん、高校生の時は経済の基礎など全く理解していませんでしたし、社会に出た時にどのように役に立つのかも想像できませんでした。ただ、私が実際に社会に出て感じることは、経済学部で学んだことはどのような仕事に就いても必ず役に立つと思いますし、経済という視点から世の中を見ることで視野を広く持つことができます。関西学院大学の経済学部には長い歴史があり、そこで培われた伝統を学ぶことは人生においてもとてもいい経験になります。自分を高めたいと思う方はぜひ経済学部にチャレンジして頂きたいと思います。

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