「われら関学経済人」 長久 誠 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2014年4月1日   更新  ]

~経済学部卒業生からのメッセージ~「われら関学経済人」

長久 誠さん(1981年卒)

      
      【卒業年月】 1981年3月
      【名前】 長久 誠 (ナガク マコト)
      【出身高校名】 関西学院高等部
      【研究演習名】 小寺 武四郎 教授
      【勤務先】 大阪国税局 西宮税務署副署長
      
      ※ 本ページの内容は2010年9月現在のものです。

これまでどんな仕事をされてきましたか?

 税務の最前線の職場であり、国民に最も近い国税の役所である税務署におきましては、調査・相談・申告指導や関係民間機関等との折衝などの仕事に携わりました。
 近畿2府4県の税務署を統轄する大阪国税局におきましては、法律改正や社会環境の変化等に応じて、適時適切な税務行政の重点取組事項等を指示する通達文書を立案する部署や組織を円滑に機能させていく役割を果たす官房機能を有する部署を経験しました。
 また、国税庁におきましては、次代の国税組織を担う人材を教育する税務大学校という部内職員の教育機関で、税法や判例を検討するゼミの運営や講義を担当しました。
 このように、私一人の経歴からもお分かりのとおり、国税組織には、様々な部署があり、経済・法律・会計等の非常に広い分野の知識・技能を生かせる素地がある間口が広く、奥が深い職場です。

経済学部ではどんな学生でしたか?

 授業に出席する際には、担当教授が説明する趣旨や要点を、その場でできる限り理解しようと、集中して聴講したことを覚えています。
 授業聴講後、友人たちと学食や喫茶室で談笑しながら、にわか仕込みの理論で空論を戦わせ、いかにも分かったつもりになったりしていました。
 未熟な学生ではありましたが、経済を題材にしながら、欲求・向上心・社会性などの極めて人間らしいテーマを分析し、また考える機会を与えていただき、社会に船出するための基礎体力を磨いた貴重な時期であったと、今振り返って思います。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

 経済学部では、先人の知恵や理論を単に紹介するのみではなく、各理論が生まれた時代背景の分析や解釈について、各教授が人生観も交えて熱心に語られたことが今でも印象に残っています。
 大学では、知識の習得はもちろん大事ですが、「なぜそう考えるのか。あるいは、そういう帰結になるのか。」を理解することは、もっと大事だと思います。
 そして、その観点を忘れずに業務に取り組む姿勢が、社会人としても基本的で重要な要素だと思います。

これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

 経済学は、人間活動を分析する学問として、視野を広め、理論的に考えることを教えてくれる非常に間口の広い、大変魅力的な分野です。
 数学好きの人、法律好きの人、理論派の人、感覚派の人、そして何より人間好きな人、きっと、新たな視点、考え方に出会えることと思います。