「われら関学経済人」 杉本 めぐみ さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2014年4月1日   更新  ]

福塚 晶子

【卒業年月】 1996年3月
【名前】杉本 めぐみ (スギモト メグミ)
【出身高校名】奈良県立郡山高校
【基礎演習名】 杉山 直人 教授(現在関西学院大学国際学部教授)
【研究演習名】林 宜嗣 教授授
【勤務先】 東京大学 地震研究所

※ 写真中央右側が杉本氏、インドネシアの小学校で防災教育をしている様子

※ 本ページの内容は2010年9月現在のものです。

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これまでどんな仕事をしてきましたか?

現在、東大地震研でインドネシアの自然災害の研究をし、日本とインドネシアの間を往復する生活を送っています。それまで、インドネシアの日本大使館や世界銀行、日本赤十字社で2004年のインド洋津波の復興に携わった経験から、途上国の災害軽減のための緊急援助・復興・防災支援の研究への使命感を持つようになりました。  経済学部3回生のときに起きた阪神大震災が、原体験となり、影響していると思います。震災当時、自分は何もできませんでしたが、今は社会のために役立つことが少しずつ出来るようになり、この仕事につくまでにお世話になった関西学院大学の先生をはじめとする沢山の方々にとても感謝しています。 今でも母校には、関西学院大学災害復興制度研究所の客員研究員としてお世話になっています。

経済学部ではどんな学生でしたか?また、どんなことを学びましたか?

林ゼミでは、慶応大学経済学部との対抗ゼミのため、経済問題についてあらかじめ設定された議題を、ゼミの仲間と調べて論を練り、東京でディベートを行いました。また、3回生の1月に起きた阪神大震災の復興問題を研究テーマに設定し、ゼミ生一丸で調べたことをまとめた本づくりにも取り組みました。  それまでは、経済学を自分の生活とは遠い学問に感じ、成績もあまり良くなかったのですが、ゼミで研究を進めるうちに、経済学の視点から身近な社会問題をとらえることができるようになることで、面白く思うようになってきました。ゼミ生とのチームワークだったからこそ、変わっていったのだと思います。また、林ゼミのOB・OGと現役学生で構成されている同窓会組織である林葉会に、学生のときから参加させて頂いたことで、同じプロセスで林先生から学んでいる社会人の先輩からの助言や応援をいただいた影響も大きかったと思います。  このゼミ活動を通じて、自分の考えを持つことや、物事を多面的にとらえ探求するという習慣を、林宜嗣教授に身につけさせて下さったことが、今の研究の仕事につながっていると思います。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

経済学部で共に学んだ魅力的な友人や尊敬する師との出会いの影響により、社会へ関心を広げ、国際社会で働く扉を開けてもらいました。また、経済学部の卒業生の国際性は非常に高く、海外における同窓会支部も会員も多いので、ネットワークも強いです。就職活動のときも色々と御助言を頂きました。やはり、日本経済が、世界に通じているからこそ、経済学部の卒業生が海外で活躍していると言えます。  私の場合は、卒業後も、林ゼミの同窓会に参加し、ゼミ生気分を味わっています。今では24期生までになり、林先生ご夫妻のご尽力で続いている年始恒例の同窓会は、卒業生の新しい家族も加わって大勢で賑わい、交流の場となっています。関学の同窓会ジャカルタ支部 弦月会の先輩方にもよくして頂いており、日本にいるときは、現地の災害情報の新聞記事をPDFにして、電子メイルで送ってくださる方もおられるほどです。  卒業後も、経済学部で学んだおかげで豊かな人間関係を築くことができています。みなさんに、沢山の人との素晴らしい出会いがありますように。

これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

経済学を大学で学んだおかげで、自分の身近なところから、社会の問題を経済学の視点を通して考えられるようになり、それが発展してグローバル社会を知り、その社会で自分が将来したいことについて、俯瞰的に考えることが出来るようになったと思います。市場経済の裏の側面である環境問題や貧困などにも目を向けるようになりました。今は経済学とは直接は関係のない専門での研究をしていますが、経済学部で学んだことは私の大切な研究の視点となっています。  振り返ると、ゼミの先生にゼミに入る条件としてゼミ生は日本経済新聞を読むことを義務付けられることをはじめとして、自分で調べて考えることの大切さなどを色々と指導を受けたことが思い起こされます。  このように、関西学院大学経済学部の長い歴史の中で精査されてきたカリキュラムや、先生方のご指導は、とても有難い人生の糧となりますので、ぜひ経済学部にチャレンジしてください。

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