「われら関学経済人」 宮崎 知行 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2014年4月1日   更新  ]

~経済学部卒業生からのメッセージ~「われら関学経済人」

宮崎 知行さん(39歳/1995年卒)

      
      【卒業年月】 1995年3月
      【名前】 宮崎 知行 (ミヤザキ トモユキ)
      【年齢】 39歳
      【出身高校名】 兵庫県立西宮高校
      【基礎演習名】 神崎 高明 教授
      【研究演習名】 山本 栄一 教授(現在名誉教授)
      【勤務先】 宮崎知行税理士事務所(GR accounting Co.,Ltd.)
      
      ※ 本ページの内容は2010年8月現在のものです。

これまでどんな仕事をされてきましたか?

 税理士の仕事と言えば、帳簿の作成代行や決算書、申告書の作成が一般的ですが、私は、法人帳簿の作成代行は基本的には受託しないようにしています。決算書や申告書作成は当然行いますが、企業のよきアドバイザーとして社長や役員にいろんな気づきが与えられるような提案や打合せを設けることを心がけています。また、破産、民事再生や連結納税、組織再編など特殊ジャンル、上場企業の連結納税コンサルティングも行っております。資産税関係では、相続相談や個人財産の棚卸から始まり、相続の生前対策の提案、遺言書の作成、贈与の提案、相続税申告書作成など多岐に渡って行います。最近は、事業承継を事業再生と絡めて行ったりもしています。更に、書籍の出版や、税務雑誌の記事も執筆したりします。前のボスの口癖である「税理士は申告書が作成できるだけでなく、人前で話せて、文章を書けるようになって一人前だ」を忘れないようにしています。

経済学部ではどんな学生でしたか?

 マクロな視点で大局をつかむことが何事においてもいかに大事であるかと言うことを関学経済学部で学ばせてもらったような気がします。自慢にはなりませんが学問に励んだ記憶はあまりないんです。同好会の練習に出る為に、毎日学校には行っていましたが、試験はいつも1週間前からの詰め込みでした。おかげで卒業時の成績は優が4つで、そのうち保健体育が3つという情けなさです。そんな私ですがマクロ経済学やミクロ経済学は結構好きでしたし、日経新聞に出てくる経済用語や市場の話題ぐらいはすべて理解できます。これは、関学の授業が素晴らしかったことの証だと最近になって実感しています。

今の経済学部生にメッセージをお願いします!

 大学生は時間が一杯ありますので、小さな興味をどんどん掘り下げる時間を是非つくって下さい。そして、社会や世界を実体験して下さい。アルバイトやボランティアでもいいですし、インターンシップ、海外留学もいいと思います。学生時代に経験し、肌で感じることが大切だとおもいます。私は4年の時にワシントン州立大学に通っている友人を訪ねて、そこの学生と2週間の共同生活をさせてもらいました。そこで気付いたのは時間を惜しまず研究に打ち込み、それを中心に生活している姿です。圧倒的なレベルの差を痛感させられたのを覚えています。
 関学には色んな場所が提供されていますし、スタッフも優秀ですので活用し倒して下さい。私も当時、山本栄一教授や上村敏之君(現在、教授)によくアドバイスをもらっていた記憶があります。いい気づきがもらえるはずです。

これから経済学部を目指す高校生にメッセージをお願いします!

 皆さんが社会に出る頃には、世界の人達と共に、又はライバルとして働くことが当たり前になっていると思いますので、いかに学生時代を過ごすかと言うことが重要になってきます。そういう視点で見ると、関学経済学部は、講師陣も素晴らしく、財界OBも多数輩出しておりますし、メディアに露出している方も多いですからきっとおもしろい話しが聞け、将来への道しるべとなるはずです。
 今の仕事とは全く関係ないですが、私が高校生の時は世界に羽ばたく社会人を夢見て経済学部を選んだことを記憶しています。世界は経済だけでは動いていません。たしかに政治や法律も関わってきます。しかし、過去の歴史を見てもらってもわかるように、すべての人間の営みは経済合理性が基礎にあるとも考えられるのです。生きていく為に必要な人間の行動を経済学は机の上で表現しているんじゃないかと思います。そう考えると結構おもしろいと思いますよ。