2024.12.20.
【村上ゼミ】早稲田大学・伊坪ゼミとの合同研究報告会
村上ゼミは、2024年12月18日に早稲田大学(東京・西早稲田)の伊坪徳宏研究室と合同ゼミを行いました。
当日は現地集合後、昼食をとりながら、ラボで現在進行中の政府や企業との連携プロジェクトの話などを伊坪徳宏教授から直接伺いました。これから就職する4年生にとっても、就職活動を控えた3年生にとっても、それぞれに視野を広げる良い機会になりました。
午後からは、伊坪研究室の学部4年生、修士1~2年生、博士課程の学生らと合流し、セミナー室で研究の進捗を共有しました。ハイブリッド形式の総勢40名以上のセミナーで、村上研究室からは2件の卒論進捗報告、伊坪研究室からは3件の研究進捗報告が行われました。
村上ゼミ学生の報告は、以下の通りです。
第1報告:物流問題とユーザーインターフェイスの需要分析―ECサイトのコンジョイント分析―(青木幹太・グループ研究(共著者=劉康為・松田啓))
第2報告:電気自動車の環境評価―ライフサイクルで見る電力構成比の差異による環境負荷の分析―(小泉一颯・個人研究)
分析方法や結果の解釈、参考文献などについて、参加学生や教授から様々な質問や有益なコメントをいただき、現在執筆を進めている卒業論文をブラッシュアップするためのヒントを得られました。研究テーマの今後の発展についても活発な議論があり、ゼミ後輩の研究課題の基礎を築くことにもなりました。報告者以外の参加者も、伊坪研究室の学生からの積極的な質問やコメントに接することで、自身の卒論執筆や研究課題の設定とアプローチ方法を考える機会になったのではと思います。
伊坪研究室の学生からは、iPhoneの環境負荷評価や、SO2散布技術による温暖化緩和の影響評価、生態系評価について進捗報告がありました。伊坪研究室は、企業や他機関との連携プロジェクトに学生自身が積極的に関わりながら研究を進めている研究室です。関西学院大学の経済学部生が普段目にすることのない課題やアプローチ方法に接することができ、社会にむけて視野を広げる機会になりました。長時間のセミナーでしたが、ゼミ生同士が交流する機会にもなり、現地の環境も楽しめたのではないかと思います。
この後、年明けにはゼミ内での最終研究報告会があります。今回の合同ゼミ交流を経て、いつも以上に活発な議論を楽しめればと思います。おつかれさまでした。