2021.03.08.
【原田ゼミ】4年生の卒論発表会とオンライン縦コンパの報告
原田ゼミ4回生の2回生を前にしての卒業論文の発表
矢代宗一郎
我々原田ゼミは、2月16日に4回生の卒業論文報告会を開催した。本来なら原田先生のご自宅のある桑名市での一泊二日のゼミ合宿のなかで行う予定であったが、新型コロナウイルス蔓延の緊急事態宣言が発令されたので、Zoomによるオンライン合宿(ただし1日だけ)として卒論報告会が――またそのあと縦コンパ――が行われた。
4回生は3回生時にフリードリヒ・リストについて共同論文を書いたため、卒業論文もリスト関連で書いている方々が多かった。原田先生の開会のあいさつから始まり、小林和佳さん「津田梅子の人生と女子教育論」、関屋義登さん「米中衝突に見る保護貿易と自由貿易——フリードリヒ・リストの経済思想の現代での妥当性」、李映真さん「フリードリヒ・リストの経済思想とその後のドイツと現代ヨーロッパでのリスト的統一」、中山由梨さん「フリードリヒ・リストの思想とその形成プロセスおよびその問題」と報告は続いた。報告会には参加できなかった苗木雄貴さんは「F.リストの主張における拡張主義とその危険性」について書かれている。
国際問題など現代の問題も合わさって難しい内容であったが、パワーポイントを使用し、知識のまだ足りない私たち2回生にも理解しやすく報告していただいた。
オンラインでの縦コンパ――ビンゴ大成功!
日暮龍之介
同じ日の夜に7時半から原田ゼミでは2回目となる4・3・2回生合同の縦コンパを行った。前回と同様、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して、各自自宅からZoomを使ってのオンライン上でのコンパとなった。
内容としてはまず、最初に一人一人の近況報告と、いま自分が食べている物、飲み物を紹介した。
お酒を嗜む人や、夕ご飯を食べる人など、一人一人の個性がそこには表されており、ゼミ生各自プライベートでどのような生活をしているのかを知ることができた。また、近況報告を掘り下げて聞くとやはりコロナウイルスの影響により苦労しているゼミ生も多数いて、一刻も早く収束してほしい、とあらためて感じた。それと同時に、自粛期間での自宅での趣味の楽しみ方を知ることもできた。
次に今回の縦コンパのメインであるビンゴ大会をオンラインで行った。オンラインでのビンゴ大会は人生で初めての経験であった。
景品はゼミメンバー各自から1000円ずつ集め、そこから一等の山形牛、二等加湿器、三等モバイルバッテリー四等ワイヤレス充電機、五等コーラ24本、六等ペン、七等アイマスクというような豪華賞品が多数揃えられていた。一等が山形牛ということを聞いて俄然モチベーションが高まったかのように思えた。
一等の山形牛は、なんとこの記事を書いている私、日暮が獲得することができた! まさか自分が獲るとは思っていなかったため、とても驚いたとともに興奮を覚えた。私自身あまり運がいい方ではないためとても嬉しかった。その後も二等、三等と続き30分ほどでビンゴ大会は終了した。
最後にゼミ長、先生のお話があったのちに縦コンパは終了した。
前回と同様とても楽しく、先輩後輩に関係なく終始、和気藹々とした雰囲気で縦コンパを行うことができた。本来のゼミ合宿を行うことができなかったのは残念であったが、春学期も集中して学習に取り組む意欲がより高まったと感じ、充実したゼミコンパになったと思う。
卒業される4回生の先輩方には、この思い出をハートにもちつづけつつ、これから社会で頑張っていただければ、と心から願っている。