2025.07.22.
ヴォーリズ研究センターのメンバーがヴォーリズ来日120年記念事業で講演を行いました
2025年は関西学院大学西宮上ケ原キャンパスの設計でも知られる建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの来日120周年にあたり、ヴォーリズが拠点とした滋賀県近江八幡市を中心にヴォーリズ来日120年記念事業が展開されています。
この第4回イベントとなる講演会「ヴォーリズさんのびっくりポン!」が、7月19日(土)に近江八幡市のヴォーリズ学園で開催され、建築学部ヴォーリズ研究センターの研究員2名が以下のテーマで講演を行いました。
「ヴォーリズ建築と観光まちづくり」
講師:角野 幸博(関西学院大学名誉教授 ヴォーリズ研究センター長)
「近江八幡とヴォーリズ建築 ~近代建築調査2025より~」
講師:山形 政昭(関西学院大学フェロー、大阪芸術大学名誉教授)
観光まちづくりという視点を軸に近代建築の保存活用におけるヴォーリズ建築の現状と課題について、また、現在ヴォーリズ研究センターが中心となり取り組んでいる近江八幡市近代建築調査の内容などについて、最新の研究成果を交えた講演を行いました。
また、東北学院大学・大門耕平氏による「国会議事堂のドアノブってヴォーリズさん?」の講演もあり、戦前の建築に採用された高品質なドアノブにヴォーリズが重要な役割を果たしていたという大変興味深い内容を聴くこともできました。
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