2025.06.16.
大島文庫開設記念式典およびシンポジウムを行いました。
6月14日、建築学部では「大島文庫」開設を記念し、記念式典およびシンポジウム「アルドロッシ『都市と建築』以後の都市論」を開催しました。
「大島文庫」とは、Ⅲ号館1階に新たに設置された建築学部独自の図書室であり、建築批評家・翻訳者として知られる故・大島哲蔵氏が所蔵していた約4,500冊の蔵書を収めたものです。
記念式典では、大島氏のご令息・大島章太郎様に図書目録の贈呈、あわせて文庫の見学も行われました。
午後には、シンポジウム「アルドロッシ『都市と建築』以後の都市論」を開催しました。南 泰裕 氏(建築家、国士舘大学教授)、片桐 悠自 氏(東京都市大学講師、『アルド・ロッシ 記憶の幾何学』著者)、北川 佳子 氏(建築家、アウレーリ著『プロジェクト・アウトノミア』翻訳者)の3名を迎え、大島哲蔵・福田晴虔 訳、アルドロッシ著『都市の建築』以後の都市論をめぐって、それぞれの研究に基づく講演と活発な意見交換が行われました。
当日は、学生や建築家を含む多くの方々にお越しいただき、都市と建築をめぐる思索が深まる有意義な一日となりました。