建築学部では、12/11（金）4限の「現代建築デザイン論（担当・八木康夫教授）」に、中村外二工務店3代目・中村公治氏を講師としてお招きし、「中村外二工務店の仕事」をテーマに講義を行いました。

中村外二工務店は、日本を代表す数寄屋建築を専門とする工務店の一つで、講義では一咲庵や墨光庵の茶室など、数々の名建築を紹介。先代の義明氏、先々代の外二氏から引き継いだ、職人の技、材料へのこだわりなども説明されました。

職人技の一つである名栗仕上げの用いられる場所に関する質問に対して、表面の仕上げを生かしつつ、なぐることで木材の伸縮の逃げにする技を説明され、職人の細部にこだわった技術の高さを感じることができる講義となりました。