関西学院大学建築学部は、リビング子ども大学２０２３を８月３日（木）に神戸三田キャンパスで実施しました。このプログラムは、サンケイリビング新聞社の夏休みイベントとして開催され、子どもたちに建築の世界を楽しみながら学んでもらうための貴重な機会となりました。

 

当日は、小学生と保護者１５組が参加し、キャンパス内で建築に関する特別な体験をしました。荒木美香准教授が指導し、建物の構造や建築の基本的な概念について分かりやすくレクチャーを行いました。また、実際の実験を通じて、建物の安定性や素材の特性などを体験的に学ぶことができました。

さらに、参加者は、大学生が実際に使用しているデザインスタジオで製図体験も行いました。デザインスタジオは、建築学部の学生たちが日々創造的なアイデアを形にしている場所であり、子どもたちはその雰囲気に触れながら、建築のデザインプロセスに触れる貴重な機会となりました。

子どもたちは、実際に手を動かしながら建築について学ぶことができるこのプログラムに大いに興味を持ち、熱心に取り組んでいました。普段の生活の中で欠かせない建物を、どう考えて作られているのかに触れる、楽しい時間となりました。

建築学部は、今後も地域の子どもたちに対して、建築の面白さを伝える機会を提供し、未来の建築家の育成を支援していくことに取り組みます。