2023.07.04.
石榑督和・建築学部准教授が行なっている北但大震災後の復興に関する研究が神戸新聞で紹介されました

北但大震災からの復興で整備された豊岡の大開通り。左手には復興過程で建設された鉄筋コンクリート造の11軒長屋の防火建築帯がみえる.「写真:Tetsuya & Tomoyo Hayashiguchi」

北但大震災からの復興で整備された豊岡の大開通り。左手には復興過程で建設された鉄筋コンクリート造の11軒長屋の防火建築帯がみえる.「写真:Tetsuya & Tomoyo Hayashiguchi」

石榑督和・建築学部准教授が現在の兵庫県豊岡市で行なっている北但大震災後の地域の復興に関する研究が、
神戸新聞2023年7月1日朝刊で紹介されました。


内容の概要は以下の通りです。

【概要】
「復興建築群 防災に工夫 豊岡 農漁村や木造建築に調査拡大」

1925年5月23日に発災した北但大震災から今年で98年が経過しました。

北但大震災後の大火によって市街地が消失し、そこから復興するなかで生まれた地域空間は、その後、戦災や大きな災害を受けることなく今も多く残されています。

北但大震災に関する研究は、これまで豊岡(旧豊岡町)と城崎(旧城崎町)に集中していましたが、

大火を受けて大規模な基盤整備が行われたにもかかわらず見過ごされてきた円山川河口の港町の津居山、内陸農村の飯谷にも焦点を当てて研究を進めています
 

復興期に豊岡に建設された木造防火建築
「写真:Tetsuya & Tomoyo Hayashiguchi」

埋立と区画整理がされてグリッド上に並ぶ津居山のまち並み
「写真:Tetsuya & Tomoyo Hayashiguchi」