[ 建築学部 ]教員紹介

柳 尚吾
准教授

1979年12月生まれ、大学では建築工学専門とし、大学院に入ってから障害者や高齢者を考慮した建築・都市計画を中心とし研究を始める。
2013年博士号の取得後、日本の設計事務所(主に病院、老人ホーム、こども園の設計)、関西学院大学(総合政策学部の助手:建築士プログラム担当)、そして韓国の福祉部傘下の公企業でユニバーサルデザイン関連研究や政策に対する仕事をして、2021年4月現在、関西学院大学建築学部准教授に就任

専門領域:建築計画、ユニバーサルデザイン、バリアフリー、福祉のまちづくり

主に障害を持つ人、高齢者などを対象とする建築計画を専門としています。建築環境はあらゆる人が生活しており、そのうち不便を感じる人に対し優しい空間を提案することを第1にします。

バリアフリー、ユニバーサルデザイン、福祉のまちづくりと言う言葉でよく使われている専門領域です。
1)人の動きや生活パータンからみた建築空間の大きさや寸法、配置に対する計画方法の提案、2)その研究成果から制度問題を指摘し、制度の改善することを主に行なっています。実際、人のいる空間に対する空間計画から制度の改善のように基礎的な研究はもちろん実用的な活用できる学問としての専門領域になります。
研究のフィルドとしては韓国と日本をメインとし、その比較や事例収集のためには福祉先進国はもちろん全世界を研究対象としています。

研究テーマ:ユニバーサルデザイン、バリアフリー、福祉のまちづくり

研究の対象者としてはすべての人にしますが、研究には主に障害を持つ人、高齢者、ことも、妊婦などを対象としています。その対象者に対する行動や話を分析し環境を改善する方法などを模索していきます。
研究テーマとしては、生活環境である住宅、住居地の生活関連施設である役所、福祉施設、そして地域の道、公園も含む地域のバリアフリー化に対する研究を行います。そして、文化財、商業施設、宿泊施設、駅などの交通施設を対象とし、ユニバーサルデザインの適用方法や政策提案などの行い、さらにバリアフリー法など政策の改善に対する研究を進んでいます。

keywords

建築計画、ユニバーサルデザイン、バリアフリー、福祉のまちづくり

教育目標

建築計画や設計にユニバーサルデザインを常に考えることを学生に身につける練習をするようにします。建機な人や大人だけだはなきあらゆる人に対して考え、建築空間だけではなく、そこにいる様々な人に対する行動や希望を事前に考え、空間が作れる建築家に育つことを目指します。それに加えて物理的な空間だけではなく法律など政策の問題が分かり改善案を提案できる人材を育ちたい。

担当科目

  • ・建築・都市デザイン概論
  • ・建築表現演習Ⅰ、Ⅱ
  • ・建築設計演習Ⅰ、Ⅱ
  • ・福祉環境計画
  • ・福祉環境計画演習

研究風景/授業風景