2022.03.31.
2021年度研究成果報告会を開催しました

成果発表の様子

成果発表の様子

2022年3月13日(日)、手話言語研究センター所属の研究者の1年間の研究成果を共有するための研究成果報告会を行いました。
発表者と研究テーマは以下の通りです。(以下、発表順)

松岡 克尚(研究員:センター長)
「手話言語と多文化共生をめぐる考察」

森本 郁代(研究員:センター副長)
「日本手話会話における順番構成単位未投射に用いられる資源と話者交替」

下谷 奈津子(研究特別任期制助教)
「成人聴者の日本手話習得プロセス」

板垣 静香(研究員)
「英語学習のための日本手話―英語表現デジタル教材」

中島 武史(客員研究員)
「コーダと移民の共通点」

前川 和美(研究特別任期制助教)
「ろう児をもつ親への手話指導に関する研究」

矢野 羽衣子(客員研究員)
「不就学ろう者や離島で生活するろう者の手話表現コーパス」

平 英司(専門技術員)
「バイモーダル児の言語発達 -バイモーダル聴児Cのケーススタディ-」

今西 祐介(研究員)
「日本手話の文末指さしに関する統語的研究」

この報告会は非公開で開催しましたが、一部学外の研究者の方々にも参加いただき、アドバイスをいただきました。
以下、参加者の感想を一部ご紹介します。

  • ・手話が言語であるとの根拠が明確化されたと思い良い学びとなりました。
  • ・手話に対する幅広い分野での色々な見方や研究を知ることができ有意義だった。
  • ・さまざまな領域にわたる発表、興味深く拝聴しました。関西学院大学の専任教員の先生方もそれぞれの研究課題をもち、発表されていることが、組織として素晴らしいと思いました。

コロナ禍の中、苦慮しながらも少しずつ研究を進めています。