2021.10.12.
2021年度 手話通訳研修「あなたの知らない手話通訳の世界~手話による医療通訳~」開催のお知らせ【オンラインセミナー】
本センター、兵庫県手話通訳士協会、NPO法人インフォメーションギャップバスター、関西ろう者医療保障研究会の4団体共催で、手話通訳研修をオンライン(Zoomウェビナー)で、開催します。2021年度は 「あなたの知らない手話通訳の世界~手話による医療通訳~」をテーマに、シンポジウムと通訳演習を実施します。
対象となるろう者や医療関係者によって状況は実に様々です。手話通訳者は、どのような状況にあっても適切に対応するために手話通訳技術だけではなく、対人援助やコミュニケーション技術が必要になります。第1部のシンポジウムでは、ろうの薬剤師、ろう通訳士、また通訳士である看護師や、ろう当事者の方等にご登壇いただき、医療現場における手話通訳の実状や課題等についてお話しいただきます。 第2部では医療の3つの場面を設定し、医療の専門家やろう当事者と共に演習を進めます。コロナ禍でオンラインという制限のある中での演習となりますが、医療現場で直面する課題を解決するための気づきを皆さんと一緒に見つける時間にしたいと思います。
手話通訳者/士、医療関係者、言語通訳者、その他、手話通訳に関心のある方等、どなたでもご参加できます。
以下の
手話通訳研修申込フォーム
よりお申込みいただき、是非ご参加ください!!
また、第2部 医療通訳演習において、手話通訳役として演習に参加いただける方を6名募集します。手話通訳役の方はシーン①~③のいずれかのシーンで、Zoomのカメラをオンにして通訳をしていただきます。その後、シンポジストの方にその通訳を評価・コメントしていただきます。手話通訳技術をさらにブラッシュアップする機会として、ぜひ参加をご検討ください。ご参加いただける方は、
第2部 医療通訳演習手話通訳募集フォーム
よりお申込みください。
◆日 時:2021年11月23日(祝・火) 13:00~16:30(受付12:30~)
◆会 場:オンライン(Zoomウェビナー)
◆対 象:手話通訳者/士、言語通訳者、医療関係者、その他、手話に関心のある方等、どなたでも参加できます。
◆参加費:無料
◆情報保障:手話通訳、要約筆記がつきます。
※定員に達したため受付を終了しました。沢山のお申込みありがとうございました※
◆申込方法:以下の申込フォームよりお申し込みください。
[お申し込み受付後、当日のZoom参加URLを11/19(金)にお送りします。]
◆申込締切:2021年11月16日(火) ※定員に達し次第締め切ります。
- 【第1部】シンポジウム 「医療現場における手話通訳を考える」
12:30~受付
13:00~開会の挨拶・諸注意
13:05~団体紹介
13:20~シンポジウム
14:20~休憩
14:30~質疑応答
14:45~休憩
- 【第2部】医療通訳演習
15:00~演習の流れ説明
15:05~シーン➀「問診表」/評価・コメント
15:30~シーン②「診察」/評価・コメント
15:55~シーン③「薬の説明」/評価・コメント
16:20~総括・閉会の挨拶
16:30 終了
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モデレーター 江木 洋子 氏
看護師、市立伊丹病院の元看護部長
手話通訳者でもあり、CODAでもある。
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シンポジスト 川上 恵 氏
米国認定ろう通訳士、米国ギャロデット大学大学院手話通訳学部修了。 現在、沖縄聴覚障害者情報センターにて手話通訳等の業務に携わる。 -
シンポジスト 竹内 幸代 氏
NPO法人手話教師センター法人会員、手話講師 ろう者である親の通院をきっかけに、手話通訳の様子に問題意識を持つ。
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シンポジスト 多賀 真理子 氏
看護師(臨床経験37年間)手話通訳士 地域の聴覚障害者とともに医療に関する学習会("いのち”を考える会)継続中。 現在、登録通訳者として、地域の派遣現場で対応中。 -
シンポジスト 柴田 昌彦 氏
地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター薬局勤務。 薬剤師として、また、関西ろう者医療保障研究会代表として、ろう者の服薬指導やろう者の受療向上を目指した活動を行っている。
- 【主催・お問い合せ】(※お申込みは申込フォームよりお願いします)
関西学院大学 手話言語研究センター
TEL: 0798-54-7013
FAX: 0798-54-7014
Email: slrcenter@kwansei.ac.jp - 【共催】
兵庫県手話通訳士協会
NPO法人インフォメーションギャップバスター
関西ろう者医療保障研究会